日本からショッキングな連絡が入った。
発送が遅れ、2週間ほどかかるそうだ。
詳しい事情はわからないが、郵便局側の都合で遅れるようだ。
すでに発送されて今日から2週間後に届くのか、それともこれから発送してその2週間後に届くという意味なのか、不明。
やはり、スムーズにはいかないものだ。
秋が深まりつつある。
周囲の山々は早くも雪化粧を始めている。
東京の10月中旬ぐらいの気候だろうか。
日中はさわやかですごしやすく、夜は少し冷える。
旅行者の数も日に日に減ってきている。
このベストシーズンに走行できないのはなんとも心苦しい。
本格的にヒマになってきた。
散歩する気も失せ、運動不足気味。
レーにある無数のレストラン、高級レストランと辛そうなレストラン以外は全制覇してしまったかもしれない。
ネットがつながっている時は、いつ断線するかわからないので、適当なサイトで速やかに、必要な情報、興味ある記事、それもできるだけ長い文章のものを拾ってコピー&保存して、ホテルに戻ってゆっくり読む。
我ながら、もう少しマシな時間のつぶし方はないものか、と日々考える。
この文章も、部屋で時間をかけてダラダラと書いている。
でも、ここでリムがつぶれたのは、まだラッキーだったと言うべきだろう。
物価が高いところ、メシがおいしくないところ、クソ暑いところクソ寒いところ、英語がまったく通じないところ、などでの長期滞在はもっと困難であろう。
ラマダン中のパキスタンで動けなくなったら、なんて想像すると恐ろしい。
マラウイで送ってもらった時は、果たして日本からアフリカに巨大な荷物がまともに届くのかどうか、まったく初めてのことで不安も大きかったし、キャンプ場でテント泊だったので不便も多かった。(毎夜アリがテントを噛みちぎって侵入し、目をさますと体中をアリが這いまわっていた、そんな思い出も。)
それに比べれば今回はまだ安心感がある。
しかし、あと2週間か・・・
あまりに長い。
しかも、ちょうど2週間で届くという保証はまったくない。
それ以上かかる可能性も大。
レーはまだ標高が低い方。
周辺の峠は、2週間後には確実に冬の気候になっているだろう。
ここが陸の孤島となる前に脱出できるだろうか。
ヤクのチーズを買った。
ヤクというのは、これ。
何度か写真を載せたことはあるが、説明はしてなかったかもしれない。
ヤクは、チベットを始めとするアジアの高山で放牧されているウシで、高地寒冷地に適応している。
このチーズ、100ルピー/100gと高額。
高額な割には荒っぽいつくりで、固くて、ボロボロと崩れやすく、内部に(ヒトの)毛が2本ほど入っていた。
でも味はなかなか本格的。
適度にクセがあり、一度食べだすと止まらなくなる。
明日は、友達がレーにやってくる。
久々の再会を楽しみにしているが、うまくネットがつながって連絡をとらなければ会えない。
どうなることか。
Leh, India
2013年9月7日土曜日
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本当に波乱が続くようですね。。。
返信削除持て余す日々、古典でも読まれては。
http://www.aozora.gr.jp/index.html
主に著作権が切れた文学作品が無料で読めます。
中島敦の悟浄出世、悟浄歎異、山月記は大好きです。
すばらしい。
削除こんなサイトがあったとは。
これは重宝します。
ありがとうございます。