2011年4月29日金曜日

なんとなく撮った日常の風景

会社の近くの神社
  

会社の近くの市場通り
  

会社の近くのたい焼き屋さん

人生で食べたたい焼きで一番うまい。
1枚90円。

会社の近くの中古CD屋

高校生の頃からよくこの店に来ていた。


このジミヘンのポスターは当時からあった。

会社の近くの「松屋第1号店」

オープンはなんと1968年。

家の前の学校


家の近くの神社

夜になると隣の自転車屋の照明でライトアップされる。

自転車大国ニッポン


某現場の屋上から見た不忍池


ここの屋上はなぜかカモメ(?)の巣窟

繁殖期は攻撃的で、ロープ作業中に空爆(フン)をくらうこともある。

静岡の某現場の屋上から見た茶畑




2011年4月23日土曜日

イメージ ベトナム

古代より中国の領域であったが、1887年にフランス領インドシナ連邦が成立すると、フランスの植民地となった。

第2次大戦中は、フランスがドイツに降伏した隙に日本がインドシナに進駐し、フランスと日本の二重支配となった。
日本は大東亜共栄圏を主張し、傀儡国家のベトナム帝国を成立させたが、1945年、日本の敗北が決定して大戦が終結すると、ホー・チ・ミンを主席とするベトナム民主共和国として独立した。

しかし、独立後まもなくフランスが進駐して傀儡政権を樹立し、再びフランスの植民地となった。
これに対してベトナムは、フランスを相手に第1次インドシナ戦争を起こし、1954年に勝利した。

その後、フランスの後を継いだアメリカは、ソ連・中国の社会主義勢力の南下拡大を阻止するため、ベトナムを南北に分断し、傀儡国家の南ベトナムを建国した。
1960年、ベトナム人による「南ベトナム解放民族戦線」(通称ベトコン)が結成され、アメリカと南ベトナム政府に宣戦布告、第2次インドシナ戦争が起こった。

1965年、アメリカが北ベトナムを爆撃し、ベトナム戦争が勃発した。

ベトナム戦争は、ベトナムがアメリカを打倒して統一国家の再建をめざす独立戦争と、アメリカを盟主とする資本主義陣営vsソ連を盟主とする社会主義陣営の冷戦を背景とする代理戦争、というふたつの観点がある。
戦争は長期化、泥沼化し、300万人のベトナム人が死亡、6万人のアメリカ兵が死亡した。
アメリカはこの戦争で3520億ドルを費やし、785万トンの爆弾を落とし、7500万リットルの枯葉剤(ダイオキシン)をばらまき、ベトナムの国土を破壊し尽くした。
アメリカの世論は反戦に傾き、政府もこの戦争が第3次世界大戦を誘発するリスクを考え、次第にアメリカの撤退が濃厚となってきた。

1975年、南ベトナムの首都サイゴン(後にホーチミンに改名)が陥落したことでアメリカの敗戦が決定し、1976年、ベトナム社会主義共和国が成立して南北が統一された。

隣国のカンボジアではポル・ポト政権による大量虐殺がおこなわれていたが、1978年、ベトナムはカンボジアに侵攻して第3次インドシナ戦争を起こし、ポル・ポトを倒した。
1979年、ポル・ポトを支援していた中国がベトナムに報復する中越戦争が起こったが、戦闘慣れしていたベトナム軍に歯が立たず、中国は1ヶ月で撤退した。
しかし、世界各国は援助を停止し、ベトナムは孤立した。

1992年には中国と和解、1993年にはフランスと和解、1995年にはアメリカと和解した。

ベト人(キン族)90%、中国人3%、53の少数民族。
公用語はベトナム語。歴史的には漢字文化圏で、現代でも漢字が使われることはあるが、公的には1954年に漢字は廃止されており、代わりにクオック・グーと呼ばれるローマ字が公用文字となっている。フランス語を話す人も多い。
仏教80%、キリスト教9%。

アメリカが散布した枯葉剤は現在までも影響を及ぼし、ベトナムでは奇形、障害を持った子どもが多く生まれる。
結合双生児のベトちゃんドクちゃんも、枯葉剤の被害者である。
1988年の分離手術では日本赤十字社が支援し、日本の医師と医療機器が提供され、無事成功した。
その後兄のベトさんは障害が残って寝たきりの状態となり、2007年に亡くなった。
弟のドクさんは現在30歳で、すでに結婚して双子の父。
そのドクさんが、今月14日に義援金を携えて来日した。
2008年に気仙沼で講演したこともあるという。

ドクさん、義援金携え来日 ベトナムから「恩返しを」

ベトナム地図

ベトナムの位置



2011年4月19日火曜日

二重三重の失敗、でも今のところ損はしていない

非常に基本的なところで、アホらしい勘違いをしていた。

シティバンクのお姉さんの助言どおり、めでたく円高のタイミングで満期が来て、僕の預金はすべてドルに切り替わったのだが、この預金は資産運用のための口座に振り替えられており、ATMで引き出すことはできないらしいのだ。

そもそも僕の狙いはこうだった。
前回の旅の時は空前の円安で、US$1=115円前後だった。
北米でもオーストラリアでも物価の高さに苦しめられ、凄まじいスピードで残高が減っていった(単にぜいたくしすぎたのかもしれない)。
仮にUS$5万の買い物をした場合、円に換算すると当時なら575万円、今なら410万円、その差165万円。
165万円あれば、大陸1個はゆうに走れる。
恐ろしい差額だ。
だから、空前の円高である今のうちに預金をドルに替えておけば、旅行中にATMから引き出す際は「円→現地通貨」ではなく、「ドル→現地通貨」の換算で引き落とされる。
いつまた円安に向かうかわからないから、ドルで預金しておいたほうが安心できるだろう、と考えたのだ。

だが結局、キャッシュカードで引き出せる口座は円普通預金のみだということが今さらながら判明したので、また円に戻さなければならない。
普通に戻すと莫大な手数料がかかるので、また為替と連動する定期預金にした。
つまり、今度はドルで預金しておいて、満期時に今より円安であれば預金が自動的に円に切り替わり、今より円高であればドルのまま、という前回と逆の資産運用。
出発まで何度もこれを繰り返すことができるが、出発までに円安にならなければ、損をすることになる。

なんだかムダなことをしてしまっているようだが、一応利息がもらえる。
今思えば、ある程度預金がたまった時点で、普通の定期預金にしておけばよかった。
リスクも少なく、多少の利息も付いていただろう。



2011年4月17日日曜日

旅行中のインターネット

「旅行中はどうやってブログを更新するのか?」
「携帯は持って行くのか?」
という質問をよくされる。

電話はめったに使わない(使いたくない)が、ネットが自由に使えたら便利だとは思う。
今回は、ノートパソコンか、あるいはiPadかiPhoneの類を持って行くことも検討したが、いずれも海外ローミングだとパケット定額でも1500~3000円/日、というバカげた金額になるので却下。
現地の店で直接契約すれば現地の安い料金で利用できるが、複数の国を渡り歩くのにいちいちそんな面倒なことはやってられない。

理想は、5000円/月 以下で、国境を越えても面倒な手続きなしで、世界中どこでも、山奥でも砂漠の中でも、とまでは言わないが、そこそこの街に行けば屋外でも自由に利用できる環境、なのだが、今のところ無理のようだ。

よって結論は、前回の旅と同様、ネットカフェに行く。

「アフリカにネットカフェなんてあるのか?」とよく聞かれるが、ネットカフェは世界的に普及しているので、アフリカでもそこそこの街に行けばたぶんあると思う。
ただし、スピードや設定、日本語表示できるか否か、は実際に使ってみないとわからない。
南アの通信会社、データ伝送の速度で伝書鳩に敗北、というニュースもあったが、これはワールドカップ以前の話で、現在は改善されていると信じたい。

前回の旅で、最もネットカフェが乏しかったのは北米(アラスカ、カナダ、アメリカ)だった。
特にアメリカでは、名の知れた大都市に行っても見当たらず、電話帳で調べて20kmほど走ってようやく見つけたら、今時めずらしいブラウン管のモニターのものが1台だけで、超スローで、日本語表示はできず、それでいて高かった。
図書館に行けば無料で利用できるが、USBが使えないので画像の送信ができない。

オーストラリアは豊富にあり、質も悪くなく、日本語入力ができる店も多かったが、高かった。
コイン投入式というかったるいものもあった。

中南米は、小さな街でも必ずあり、質も悪くなく、日本語表示もできて、安かった。

日本のネットカフェのような店は、どこの国にもない。



2011年4月14日木曜日

まさかの円高復活と気になる中東

現在のレート、US$1=83.025円。
予想に反して、円高復活。
わからないものだ。
とっとと両替して落ち着きたい。
満期までまだ数日ある。

シリアのデモが拡大している。
死者も多数。
僕が中東にたどり着くのはまだ先だが、この状況だと入国が難しい。

シリアに対する渡航情報(危険情報)の発出

ヨルダンに対する渡航情報(危険情報)の発出

エジプトに対する渡航情報(危険情報)の発出

ちなみに今一番荒れてる西アフリカのコートジボワールはこんな感じ↓
コートジボワールに対する渡航情報(危険情報)の発出

もちろんリビアも真っ赤。
ソマリアやアフガニスタンは常に真っ赤。
現在の日本は、海外から見て何色だろうか?


2011年4月12日火曜日

出発前にこんな本

『世界130カ国自転車旅行』の表紙画像

僕にとって自転車旅行は、自分の中で自然発生したものであって、他の誰かから影響されて始めたものではない。
だから、自分の感性だけを頼りに、行き先やスタイルを決めていけばいい。
ヘタに他の旅行者の話を聞いて影響を受けたりすると、旅が純粋なものでなくなる。

と、以前は思っていた。

でも、前回の世界旅行で、実に多様な旅人と出会い、少なからず影響を受けた。
かれらから学んだことも多い。

帰国後は、紀行本を読むようにもなった。
今や旅ブログは星の数ほどあるが、やはり本の方が重みがあっていい。

中西大輔氏のこの著書は、その中でも群を抜いて感銘を受けた。
自転車で11年、15万km、130ヶ国、という驚異的な記録。
スポンサーがついていたわけでもなく、途中で仕事して資金を足したわけでもない。
貯金だけで11年。
年間たった60万円ペース、という信じがたい節制旅行。

これほどの偉業を成し遂げながら、語り口調は実に謙虚で誠実だ。
自己顕示欲旺盛な旅人にありがちな、「オレはこんなすげえ旅をしてきたんだぜ」的な誇示は一切無く、植村直己の本を読んだ時と似た好印象を受けた。
本当に純粋に自転車旅行を愛し、その気持ちひとつでこんなにも続けることができたのだろう。

有用な情報も多い。
警察署や消防署に行けばタダで泊めてくれる、意外にハイエナが怖い、ATMに細工がしてあって現金を引き出されてしまう手口、などなど。

「他の旅行者には影響を受けずに自分の旅を」、なんて言っておいて、影響受けまくってしまっている。
年間60万は僕には到底無理だが、今は中西氏に対する尊敬と憧れの気持ちに包まれている。

↓今まで読んだ主な紀行、エッセイ、冒険の本。






『青春を山に賭けて〈新装版〉』の表紙画像

『極北に駆ける〈新装版〉』の表紙画像

この辺は王道で、自転車旅行者の大半はすでに読んでいるだろう。
植村直己は冒険家だが、彼の冒険は旅でもあり、その精神は旅人の心も強く打つ。
自転車旅行も冒険もやらないという方も、ぜひ読んでみてください。

ちなみに中西氏が旅の途中で出会ったドイツ人は、1962年から自転車で旅を始め、現在も続けているという。
出発したのが20歳の時で、現在70歳。
すでに世界195ヶ国すべて走ったそうだ。
最長旅行者としてギネスに認定されている。
上には上がいるものだ。



2011年4月11日月曜日

ボトルケージ増やした

普通はシートチューブにもボトルケージ用のダボが付いているのだが、なぜかクラブスペシャルにはないので、ケージ用の台座をフレームに取り付けた。(台座¥580+ケージ¥650)


これで計2リットル装着できる。

フレームに囲まれたこの空白は無駄なく活用したい。

先日買った給水タンクも合わせると計14リットルの水を積むことができる。
これでも足りなくなる時が来そうだが、重量的にこれぐらいが限界かと思われる。

先日買ったTOPEAKのフロントバッグが合わなかったため、不本意ながらORTLIEBのフロントバッグに買い換えた。(¥13230)

これは前回の旅で使った物と同じ。

ポンプも買い換えた。(¥3307)

先日買ったポンプは強度がなく、すぐに壊れるだろう判断したため、やむをえず。
これは丈夫そうだが、その分重い。



2011年4月6日水曜日

大失敗か

円安が止まらない。
US$1=80円だったのが、ほんの数日で83円になった時、僕は意を決してシティバンクに行き、預金を全額ドルに替えようとした。
しかし、シティバンクのお姉さんから、「もしかしたら今一時的に円安傾向なだけで、また元に戻ることも考えられますので、少し様子を見てはいかがでしょうか。」と言われた。

そのお姉さんは、為替と連動する定期預金の話を持ち出した。
とりあえず2週間、預金を定期にして、2週間後のレートが契約時より円高であれば預金が自動的にドルに切り替わり、円安であれば円のまま、そしていずれの場合も多少の利息がつく、という一種の資産運用である。
少々不安はあったものの、ハイリスクなものではないので、これで契約してみた。

しかしその後、元に戻るどころか、ますます円安が勢いづいてきた。
翌日には84円、今日はついに85円に乗っかってしまった。
専門家の予測も、このまま円安が進んで90円台までいくだろう、という見方が強いようだ。

大失敗か・・・

後悔しても時すでに遅し、中途解約はできないので2週間後までどうすることもできない。
もし本当に円高に戻ることがなければ、1円円安になるごとに5万円ぐらい損する計算になるので、これはでかい。
利息なんてもらっても何のなぐさめにもならない。

個人的にも、なんとなくもう80円台前半に戻ることはない気がする。
2週間後の満期が来たら、すみやかに全額ドルに替えるつもりだ。
それまで、なんとも落ち着かない日々を送ることになるだろう。
日本経済には申し訳ないが、もう少しの間だけ、円高であり続けることを祈る。



2011年4月3日日曜日

地図追加

ヨーロッパの地図も買っといた。
GeoCenter 1:250万 ¥1890


これで、アフリカ大陸、ユーラシア大陸をすべてカバーできる。
全部重ねるとけっこうな厚さになる。

荷物になるが、広大な大陸の地図がこれだけで収まってしまうというのもすごい。