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2014年12月11日木曜日

最後のレイキャビク

アイスランド唯一の高層建築物(?)、ハットルグリムス教会の展望フロアから。




この銅像は、レイフ・エリクソン。
コロンブスよりも500年も前にアメリカ大陸を発見したと言われている。
父親はグリーンランドを発見した人だそうで、生粋のバイキング。



















池も凍ってしまったが、一部お湯を入れて氷を溶かし、鳥がいられるようにしているらしい。





いつぶりだろう、「写真撮って!」なんて言われたの。


相手にしてもらえて僕もうれしい。
もちろん子供たちは僕なんかよりずっと流暢な英語を話せる。

クリスマスのイルミネーション、民家でやるレベルとは思えない。




今日これから、1日かけて空港まで行き、空港泊して明日の朝の便で出国する。
空港まで50km。
日に日に気温は下がり、積雪と暴風で、簡単にはたどり着けないだろう。
すでに一部のメインロードが通行止めとなっており、現在ゴールデンサークルさえ行けない状況らしい。
トラブルなく空港にたどり着き、予定通りに飛行機が飛ぶことを祈る。

アイスランドクローナ。





Reykjavik, Iceland



2014年12月10日水曜日

オーロラナイト!

晴れたら迷わずペルトランの丘に登ってオーロラを探してみよう!



以前と違って、ここもすでに雪が積もっていた。
僕以外、誰もいない。

丘からはレイキャビクが一望できる。


オーロラ予報では「Level 2 Low」だったが、うっすらと緑色の帯が見え始めた。
今日は来そうな予感。



ほら来た!


買い物帰りに気まぐれで来てみただけなので、三脚を持ってなかった。
リュックを雪の上に置いて、その上にカメラを固定した。
でも固定しきれず、少しブレてしまう。

はっきりと明るく発光している。






終息。
宿に戻って食事をすませた後、今夜はまだ来るんじゃないか、と気になったので、深夜、厚着して三脚を持って、再び丘へ登ってみた。

僕はツイている。
最初は曇っていたのに、丘に来てから晴れ上がり、少しだけ待ったらまた始まった!



今日はアタリだ!





炸裂。



予想以上に派手に暴れてる。
僕もひとりで笑ったり叫んだりして、大興奮。





踊ってる。


ヘビみたい。








渦巻いてる。


ああもう、どうしよう。



この後、レイキャビクのシンボルであるハットルグリムス教会の真上で、カーテンが虹色に輝きながら高速でたなびいた。
もう、カメラなんか持ってたってしょうがない。
呆然と、ただ無心に感じるしかない。

すごいとか、壮大とか、神秘的とか、凡庸な言葉しか出てこない。
比類なきものだから、これを表現できる日本語を僕は知らない。
ただ、言葉に出して言うと小っ恥ずかしいけど、あらゆるものに感謝したい気持ちになる。
地球規模で、宇宙規模で、「ありがとう」と言いたい。


Reykjavik, Iceland



2014年12月9日火曜日

ドライビング・アイスランド 2

まだまだドライブは続く、はずだった。
デティフォスから折り返して、いくつかの見どころを巡りながらレイキャビクへ戻る、はずだった。

北西部にある魔術博物館とやらへ行く、ということで、メインロードからはずれてしばらくローカルロードを進む。

不安要素はたっぷりあった。
日照時間が非常に短いので、時間をフルに活かして移動するには、夜間走行も必要。
しかし、ローカルロードは道幅がさらに狭く、雪が深く、カーブやアップダウンも多い。
もちろん街灯などない。
さらに、なぜか突然ハイビームがつかなくなり、ノーマルなヘッドライトでの闇夜の走行となった。
ヒロ君はそれほど気にしていないようで、けっこうなスピードを出す。

ふいに、道路中央に標識が現れた。
その標識の柱をよけきれず、ミラーをぶつけて破損した。

この状況でこれ以上進み続けるのは危険と判断して、この日はこれでストップ。
教会の敷地で車中泊。

僕は引き返すのが妥当だと思った。
ドライブに関しては僕も不慣れだが、道というものは、今まで大丈夫だったからといってこの先も順調に行くとは限らない、むしろ悪路は奥地へ進むほど悪化する、ということを僕は経験上よく知っている。
ヒロ君の意志を聞いてみたら、たいして気にしていないようで、あくまで魔術博物館とやらへ行くと言う。
今置かれている状況の危険度を、当のヒロ君がまったく自覚していないことが最大の不安であった。

翌朝。
夜間走行はもうやめようと決めた。
しかし、明るくなるのが10時、目が覚めたのが6時。
あまりに時間を持て余してどうしようもなく、ゆっくり慎重に進むことを条件に、出発することにした。

最初は注意喚起していたが、次第にまたヒロ君はスピードを上げ始めた。
そして、二度目の事故が起きてしまった。

カーブを曲がりきれず、路肩の下に転落。

はぁ・・・
ため息。

4WDでもないスタッドレスタイヤでもないこの最弱の車が、除雪されていない深い雪から自力で路上に這い上がるのは絶望的であった。
それでも何とかあがいてみたが、タイヤが空回りしすぎて焦げ始め、断念。

通りすがりの車に助けを求め、電話でレスキューを呼んでもらった。
気温、-7℃。
エンジンをつけて暖房が効いた車内で待機できただけでも、まだ幸いだった。

30分ほどで、レスキューが到着。
近くに街などない、こんな辺鄙なところに、短時間でよく来てくれた。
チェーンで牽引してもらって、無事路上に復帰。
料金はその場でキャッシュで2万クローナ(1万9300円)。

さすがに、これ以上の続行はあきらめてもらい、メインロードに戻ってダイレクトにレイキャビクに帰還することにした。
4泊5日の予定だったが、短縮して3泊4日で終了。

自転車旅行が不可能なこのシーズンで、雪と氷の世界、美しい滝、壮大なアイスランドを堪能できて、そしてヒロ君と楽しい話もできて、僕は満足している。

ミラーの修理代で3万5000クローナ(3万3776円)請求されたそうだ。


Reykjavik, Iceland



2014年12月7日日曜日

ドライビング・アイスランド 1

4泊5日、レンタカーの旅。
時計周りで島の北部へ向かう。


レンタカー代は5日で€175。
ガソリンは220クローナ(213円)/Lぐらい。
大人数でシェアすれば安くすむが、ヒロ君と二人で割る。
国際免許証の提示は不要で、僕の期限切れの日本の免許証でもOK。
アイスランドはなにかとゆるい国。







すっかり雪景色。
暖かいアイスランドにも冬が到来。
日中も氷点下で、寒くなってきた。



アークレイリ。




レイキャビクに次ぐ第2の都市で、人口1万7千人。
辺境の地の小都市だが、驚くほどきれいな街並み。
どの建物も家もしっかりしており、生活水準の高さが伝わってくる。
ビルひとつメンテナンスするだけでもさまざまな業者が必要なはずだが、 人口1万7千人でよく維持しているなと感心する。
アイスランドでは、貧しそうな人も物乞いも見かけない。
日本の街のように厳しい競争原理が作用している感じはなく、皆のんびりゆっくり生きているように見える。
同じ経済先進国でも、ストレスや不平不満に押しつぶされそうになりながらがむしゃらに働いてなんとか生きていける日本とは、かけ離れている。
不思議だ。





道端にフリーココア。




この日は駐車場で車中泊。

ゴーザフォス。








すれ違う車はほぼすべて四駆。
この車は最弱レベルだが、雪道でもなんとか走れてる。









ミーヴァトン湖。

正午でも太陽はこの高さ。
昼焼け。

完全凍結。




温泉は凍らない。








デティフォス。











Akureyri, Iceland