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2011年12月6日火曜日

マサイワールド

ナイロビ到着。
以下、タンザニアの残り。

メルー山。




アルーシャの先は、マサイワールドだった。
広大な牧草地帯で家畜を追う
マサイ族の姿があった。
より本来的なかれらの生活にふれることができた気がした。

















マサイウーマン。












チビッコマサイ。












スティックを持っていないとどうもしっくりこない。


でもこんなの持ってる。





 

マントもらっちゃった。

猛獣を寄せつけないために派手な服を着ているそうで、特にライオンは赤を怖がるらしい。 

やはり僕はマサイ族が好きだ。
見ていて飽きない美しさがある。
ずっと写真を撮りたい衝動に駆られていたが、失礼にならぬよう、最小限にとどめた。
できるだけ自然な姿を撮りたかったが、直立不動で硬直しているか、後ろから隠し撮りか、のどちらかになってしまった。

一口にマサイ族といっても、いろいろな人がいるが、概してかれらは寡黙でクールだ。
といっても決して近寄りがたいわけではなく、こちらから話しかけるとやさしく受け入れてくれる。

しかし、身なりは美しくても、生活は極貧のようだ。
このエリアでは、すれ違うたびに、今にもへし折れそうな細い腕をさし出して、水か食べ物をくれ、とせがまれた。




ここ以外の地域では、マサイ
族以外の黒人から、相変わらずムズングー攻撃やチナ攻撃を受け続けていた。

子供たちは、僕に向かってめちゃくちゃな英語を叫ぶ。

「ホワット・イズ・マイ・ネイム!」(私の名前は何ですか!)
「ギブ・ミー・マイ・マネー!」(私のお金を私にください!) 
「グッバワユ!」(グッバイとハウアーユーが融合している)
(夕方なのに)
「グッモーニン・ティーチャー!」

タンザニアに限らず他の国でもそうだが、子供たちは異常なまでに臆病だ(おそらく大人も)。
かれらは、僕との距離を一定に保っているからこそ、調子に乗って大声ではやし立てているが、いざ僕が自転車をとめて近づこうとすると、本気で怖がってワーっと一目散に逃げていく。
好奇心と恐怖心が半々なのだ。

僕はあの手この手で子供たちを
手なづける。
カメラを向けただけで逃げ出す子もいれば、手で頭を覆って地面に伏せる子もいる。
撮った写真や動画を見せようと、ディスプレイをかれらの方に向けると、それだけでまた逃げ出す。
年長の子から、少しずつカメラに興味をもって近づいてきて、ディスプレイに自分の姿があるのがわかると、指をさしてキャーっと叫んで笑い出す。
すると年少の子も恐る恐る近づいてきて、やがて皆で夢中になってディスプレイを見て、狂喜乱舞する。
ようやく警戒心がとけたかなと思っても、僕が一歩前に踏み出しただけで、全員ビクっと反応する。
いくらなんでも怖がりすぎでしょう。
もともと臆病な性質の上に、歴史的に
「ムズングーは恐るべきもの」と学んでいるのかもしれない。

わざと怖がらせて、追いかけまわして遊ぶこともある。
子供をつかまえた時、その腕の細さにまた驚く。
ちょっとひねったらポキっといってしまうんじゃないかという細さだ。
寿命の短さを確信させる。

タンザニアでは、子供のみならず大人までも、ひとりの外国人が現れただけで過剰に反応し
、はやし立てる。
かれらはあいさつしているつもりなのかもしれないが、僕の耳には奇声を発しているようにしか聞こえなかったり、挑発しているかのように聞こえることもある。
英語が通じない分、僕もわけがわからずに、呆然とかれらをみつめ続けてしまうことがある。
マラウイでは子供の数の多さと大絶叫に驚かされたが、タンザニアではより原始的な反応に言葉を失った。


Nairobi, Kenyaにて

Dst. 9298km



2011年12月2日金曜日

アルーシャ

モシの街を離れると見晴らしのいい平原地帯に出たが、あいにくキリマンジャロは雲で隠れてよく見えなかった。

これ、雲が取れたらすごい景観だと思う。

惜しい。

再び標高が上がって1300mの高地へ来た。
涼しいかと期待していたが、けっこう暑い。
ここアルーシャからは、メルー山(標高4566m)が見えるはず
・・・だが、やはり雲で見えない。

ケニアとの国境を中心線として、キリマンジャロ国立公園、アンボセリ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域、セレンゲティ国立公園、マサイマラ国立保護区、
ヴィクトリア湖、ナクル湖国立公園、ケニア山国立公園、ツァボ国立公園など、有名国立公園や名所が円を描くように連なり、「グランドサークル」を形成している。
全部行ってみたいぐらいだが、アフリカの国立公園はバカみたいに高くつく。
基本的には、先日のミクミ国立公園のように自転車で通過することはできず、サファリツアーに参加することになる(国際免許証を持っていればレンタカーでセルフドライブも可)。
入園料でUS$60ぐらい、公園内の宿泊施設は安くてもUS$100~200、高いところだとUS$700~800もする(いずれも停電と断水付き)。
アレンジ次第で料金は変わってくるが、1サファリで数百ドルは覚悟しなければならない。
現地の物価と比べるととんでもない額だが、その収益がちゃんと自然保護や現地の活性化に使われているのか、はなはだ疑問である。
あまりに高すぎて、一度もサファリをせずにアフリカ旅行を終える人もめずらしくない。
僕もそうなるかもしれないが、どこか一つか二つに焦点をしぼって、サファリに参加してみたいとは思っている。

ここアルーシャはサファリの拠点となる街で、多くの旅行者でにぎわっており、日本人もよく見る。
昨日は、同じホテルで世界一周中のユウスケさんとマユミさんと出会い、久々に日本語で会話し、一緒に中華を食べ、楽しいひとときをすごした。

 

http://kuni-kuni-tibikko.blogspot.com
 

これからサファリに行くそうで、うらやましい。リンク 
アルーシャはタンザニア最後の街。
明日にはケニアにいるだろう。
 

一般的にはタンザニアもケニアも同じようなイメージかもしれないが、ケニアから危険度が高まってくるようだ。
タンザニアや今まで通過した国は、こんな感じでほぼ危険のない国だった。

 

でもケニアはこんな感じ。

 

スーダンやエジプトなども危険度の高い部類の国のようだ。
でも、今まで出会った南下組の旅行者からは、特に危険な目にあったというような話は聞かなかったので、油断しなければ大丈夫だろう。
 



Arusha, Tamzaniaにて

Dst. 9020km