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2014年7月20日日曜日

中国へ

走行開始して早速、違和感。
フロントブレーキをかけると、不自然に効きすぎる箇所がある。
この箇所でリムが歪んでいるか、あるいはすでに内部で亀裂が生じているのだろう。
この先はだいたいフラットなので、ブレーキを酷使してリムを悪化させることはそうないと思う。
とりあえず回転し続けてくれればいい。

新しいタイヤはブロックタイヤなので、ペダルが重い。
フラットな舗装道路でもスピードがのらず、ずっと微妙に登っているような感じ。

ハノイの朝の通勤風景。


常に流れ続けていて、渋滞することはない。
地平線の彼方からエンドレスにやってくるバイクの大群をずっと見ていると、なんだか笑えてくる。

こういうのは笑えない。


ベトナム北部では、都市部のみならず田舎街のレストランでもぼったくってくるんだな。
ごくふつうのローカルフードで、白々しい顔して通常の3倍ぐらいの料金を突きつけてくることもある。
腹立つなー。



台風だろうか、いつもの雨と違って嵐が長時間続いている。


ここは不便な小さな村で、長居する気にはなれないのだが、さすがにこの暴風雨では出発できず、連泊。
 
昼、宿の人たちにごちそうになった。


フォーとインスタントヌードルのミックス。


停電のため、扇風機も回せない。
蒸し暑い中、皆で汗かきながら楽しくいただく。



カメラを向けるたびに、恥ずかしがってクスクス笑う。
言葉はわかりあえなくても、楽しい気分は分かちあえる。



ツンデレというのか、それともアメとムチというのか。
ベトナム旅行は、打ちのめされたと思ったら良くしてもらったり、の繰り返しで、なんだか変なプレーをしているかのようだ。



夕方、食事に出かけたのだが、どういうわけかどの店も閉まっている。
台風のせいなのか、それとも今日は祝日か何かなのか。
言葉が通じるなら聞いてみたいが、何もわかりゃしない。
仕方ない、カップラーメンと駄菓子でしのぐしかない。

宿に戻ると、夕食を用意してくれていた。


やはり祝日なのかな、村のレストランが休業しているのはわかっているから僕も同席することを前提につくってくれていたみたいだった。
ちなみに客は僕ひとりだけ。
これで経営が成り立つのか。



ありがたい、そしてすごくおいしい。
魚なんかは日本の味付けと似ていて、ご飯が進む。

そしてベトナム人は、クチャラーのようだ。
老若男女問わず皆、一片のためらいも見せずクチャクチャ音を立てながら食べる。
行儀作法もきわめて自由、食事中に携帯をいじったりフラフラと立ち歩いたり、食べ終えた者は何も言わずにいつの間にかいなくなっていたり。

気づくと僕ひとりで食べ続けていた。
ご飯何杯おかわりしただろうか、満腹。
ごちそうさまです。



中国との国境の街に到着。
ノービザで入国して、14日以内にマカオ・香港へいったん逃げる。
一国二制度というものをまだちゃんと理解していないのだが、マカオ・香港は中国へ返還されたはず、でも実質的には別の国と言えそうだ。
少なくとも渡航に関しては、中国本土からマカオ・香港へ入ればいったん出国したものとみなされ、マカオ・香港から再び中国本土へ入ればノービザで新たに14日滞在可能、と複数の旅人たちから聞いている。

1年前のウイグル自治区走行でわかったことをおさらいします。

・ネットについて
まともにネット接続できるのはユースホステルのみ。
メールはふつうにできる、フェイスブックはブロック解除ソフトをダウンロードすればできる、しかしブログ更新は難しい。
中国にいる間は、ブログの更新が滞る可能性大。
ネットカフェも利用可能だとは思うが、試したことない。
おそらくネットカフェでできるのはメールぐらい。

・宿泊について
多くの宿で、外国人は宿泊拒否される。
外国人が宿泊可能なのは、高級ホテル、ユースホステル、交通賓館、あと僻地の村の宿なんかでも可能なことがある。
外国人が多く集まる都市や観光地では、ユースホステルあるいはそれに類似した安宿があるかもしれないが、そこらの街では「高級ホテルか野宿か」の二択となる。

そんなわけで、滞在日数も制限があり、宿泊も制限があるので、またあまりのんびりできずに駆け抜けることになりそうだ。
そしてネット制限もあるので、連絡が途絶えたとしてもご心配なく。
ただ、ウイグル自治区だから厳しかったというのもあるかもしれない、人口が集中している東側ではもう少し融通がきくかもしれない、という淡い期待もしている。

ここからマカオまで800km弱。
だいたいフラットなのでふつうに行けば10日以内、うまいこと進めなかったり、あるいは連泊できるような安宿にありつけたりしたら、もう少しかかると思う。

ベトナム滞在期限まであと4日ほどあるので、この国境の街で連泊して、十分体を休めてから中国へ突入しよう、と思っていた。
しかし、いざたどり着いてみると、これがまたしても劣悪きわまりない環境。
「休みたい」気持ちよりも、「逃げ出したい」気持ちが圧勝してしまう。
いろんな国を見てきたけど、ベトナムのこの手の街の「すごしにくさ」は、世界でも随一。
本当にひどい、ため息が止まらない。

GDPが日本の2倍に達したという超大国、中国人の民度の高さに期待したい!

期待したい・・・

はあぁぁ・・・

ベトナムドン。


1万ドン紙幣と10万ドン紙幣を間違えて出してしまいそうになったことがある人は僕だけじゃないはずだ。




Mong Cai, Vietnam

16220km



2014年7月15日火曜日

ハノイ

首都ハノイ。
















もちろんここでも、うっとうしい小バエ(バイクタクシー)につきまとわれるのだが、南部やカンボジアと比べると控えめでおとなしい。
大声で吠えたり手を叩いたりはせず、小声でボソッと何か言ってきて、無視するとすぐに消えてくれる。
野蛮さが足りないな。

英語と日本語を交えて、「私は学生です。日本語を勉強しています。日本が好きです。今は休暇中なのでバイクでハノイを案内します。」なんて言ってきたヤツもいた。
100%詐欺師だが、仮にこいつの言葉をすべて信じたとしても、バイクで街を案内してほしいなんて微塵も思わない。









ケーキ! ケーキ!


ホイップクリームたっぷり。


今まではあまりの暑さのためアイスやかき氷ばかりに走ってしまったけど、ケーキもおいしいじゃん!














小豆とゼリーのチェー。


北部のチェーは南部とはまた違うかもしれないと思ったので、一応再トライしてみたが、大差ない。
もちろんマズイわけではない、おいしいのだが、旅行者たちの間での知名度の高さ、評価の高さの割には、インパクトもなく個性もなく芸もない。
こんなもん、日本で自分の家でもすぐつくれるんじゃないかな。
それからしつこいようだが、圧倒的に「冷たさ感」が足りない、氷の粒がでかすぎるのだ。
もっとこう、ガツーン、と全身を芯から冷やすように攻めてきてほしいのだよ。







ぼったくりおばちゃん。


インド人と同じで、ベトナム人はぼったくりオーラを出しすぎだよ。
声をかけてくるヤツはいちいち悪人の匂いをプンプンさせてくるので、警戒モードじゃない時でもすぐわかる。
そして微妙にぼったくればいいものを、欲張ってゼロを1つ増やしてくる。

このおばちゃんは、パイナップルとバナナで15万ドン(718円)も要求してきた。
素直に15万ドン払う人、いるのだろうか?
ゼロが多すぎて計算が面倒なので、一瞬パニクって相手の言い値が正しいと思ってしまう人がいるのかもしれない。

イラッとくるのは、周囲でたむろってるヤツらも、僕に教え諭すかのように「15万ドンだよ」と加勢してくるのだ。
はいはい、こういう集団プレーで「皆がそう言うなら自分の計算が間違ってるのかな」と思わせる心理作戦、アフリカでもインドでもさんざん見てきたよ。
たまたま居合わせたように装って、実は最初からグルなんだろ。

「誰が買うかよ、お見通しだよバーカ」という意味をこめて、勝ち誇った笑顔を見せつけて立ち去る。
この時相手が見せる、若干バツの悪そうな表情がなかなか愉快である。









犬食文化があるらしい。




















一応首都なのだが、スーパーがない。
調べてみると郊外に何軒かあるらしいが、中心地を散策していてもスーパーは見かけない。







車がなくても、家族でお出かけできます。
渋滞もしないし、どんな店でも降りずにドライブスルーで買い物できます。





自転車屋は簡単に見つかった。
ハノイ中心地に到着してすぐ、バックパッカー向けの宿が集中している通りで宿を探していた時、スポーツ車を扱う店を発見した。
36穴の中古リムがあるというので、ハブとスポークは今までの物を継続して、組んでもらった。


自転車を逆さにして作業するのが僕は嫌いなのだが、ベトナム人は文句を言われるとふてくされる習性があるので、なんとか我慢してやらせておいた。

タイヤも交換したが、よりによって僕が最も信頼していないSPECIALIZEDのタイヤしかなかった。
しかし背に腹は代えられぬ。

リム交換と前後タイヤ、総額80万ドン(3831円)。 

とりあえず今は応急処置でOK。
中国か台湾でまともな店を発見できたら、また改めて交換する。

宿はホーチミンと同様、自転車を置くスペースがなさそうな狭苦しい建物ばかりで、しばらくさまよったが、なんとか1軒、レセプションの隅に置かせてくれるところがあった。


ハノイはホーチミンより全体的にいろんなもののクオリティが低く、そのくせ物価は若干高い。

今日は宿のレセプションで、白人男性客が怒り狂って従業員にめっちゃ怒鳴っている場面に遭遇した。
詳しい事情は知らんが、どうやら料金に手違いが生じていたようだ。
文化や常識にこれだけ大きな隔たりがあれば、いろいろあります。






Ha Noi, Vietnam