2011年4月19日火曜日

二重三重の失敗、でも今のところ損はしていない

非常に基本的なところで、アホらしい勘違いをしていた。

シティバンクのお姉さんの助言どおり、めでたく円高のタイミングで満期が来て、僕の預金はすべてドルに切り替わったのだが、この預金は資産運用のための口座に振り替えられており、ATMで引き出すことはできないらしいのだ。

そもそも僕の狙いはこうだった。
前回の旅の時は空前の円安で、US$1=115円前後だった。
北米でもオーストラリアでも物価の高さに苦しめられ、凄まじいスピードで残高が減っていった(単にぜいたくしすぎたのかもしれない)。
仮にUS$5万の買い物をした場合、円に換算すると当時なら575万円、今なら410万円、その差165万円。
165万円あれば、大陸1個はゆうに走れる。
恐ろしい差額だ。
だから、空前の円高である今のうちに預金をドルに替えておけば、旅行中にATMから引き出す際は「円→現地通貨」ではなく、「ドル→現地通貨」の換算で引き落とされる。
いつまた円安に向かうかわからないから、ドルで預金しておいたほうが安心できるだろう、と考えたのだ。

だが結局、キャッシュカードで引き出せる口座は円普通預金のみだということが今さらながら判明したので、また円に戻さなければならない。
普通に戻すと莫大な手数料がかかるので、また為替と連動する定期預金にした。
つまり、今度はドルで預金しておいて、満期時に今より円安であれば預金が自動的に円に切り替わり、今より円高であればドルのまま、という前回と逆の資産運用。
出発まで何度もこれを繰り返すことができるが、出発までに円安にならなければ、損をすることになる。

なんだかムダなことをしてしまっているようだが、一応利息がもらえる。
今思えば、ある程度預金がたまった時点で、普通の定期預金にしておけばよかった。
リスクも少なく、多少の利息も付いていただろう。



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