2013年9月26日木曜日

明日出発

天候ヨシ。
ここのところ、すっきりとした青空でずっと安定している。
この陽気なら、山の中に入ってもしばらくは大丈夫だろう。
道路閉鎖もまだ先のことだと思う。
ただ、すでに多くの宿や店が閉めてしまっている。
通年営業する店もあるようだが、この先食料の調達が難しくなってくるかもしれない。
ビザ期限も迫っていることだし、のんびりはできない。

体調もヨシ。
長距離ではないが、慣らしとして少しサイクリングした。
ホイールはもちろん、ブレーキ調整もディレーラー調整もバッチリで、異常なし。
いい気持ちだ。

以前も書いたように、ラダックには外国人が立ち入るにはILPという許可証が必要なエリアがいくつかある。
僕は明日、ヌブラというILPが必要なエリアへ向かう。
ILPは、レーの旅行会社で朝一番で申請すれば昼すぎには受け取れる。
ルール上はひとりでは取得できないことになっているので、架空の人物を仲間として書いてもらう。
ILPは簡単に偽造できそうな安っぽい紙切れで、場所や日付を修正液で消して書き直してコピーして再利用する旅行者も多いようだ。
費用は450ルピー(716円)。
このうち旅行会社の取り分がいくらなのかは知らないが、床屋が50ルピー(79円)というここの物価を考えると、手間賃としてはちょっとふんだくりすぎだ。
有効期限は1週間。

レーでも祭りをやっていた。




































今や僧侶もスマホで撮影する時代。














祭りを比較してみて改めて思ったのだが、ここがインドというのはやはり奇妙だ。
ひとつの国に複数の民族文化があるにしても、いわゆるインド人とラダック人はあまりに違いすぎる。
中国、インド、ブータンのチベット仏教圏をひっくるめてひとつの国として独立させることができればスッキリするんだけど(チベット共和国? チベティスタン?)、そうもいかないんだろうな。







宿の人にも長らくお世話になった。
僕は長期滞在すると、「こいついつまで居座るつもりだよ?」なんて思われたらどうしよう、と不安になってしまうのだが、この宿の人たちはいつも笑顔で「ジュレー!」と感じ良くあいさつしてくれた。
郵送物のことも気にかけてくれていた。

今日、宿の庭でとれたリンゴをいただいた。



Leh, India



2 件のコメント:

  1. 元ウガなかむら2013年9月27日 21:01

    自転車修理完了おめでとうございます。ラダックですか登りが多そうですが
    景色はすばらしいんでしょうね。お気をつけて。(俺は今アゼルバイジャンです。
    無事トルクメを抜けました。)

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    1. ラダックはアジア走行のハイライトのひとつなので、自転車走行にこだわりたかったのです。
      アゼルバイジャン、観光にまったく力を入れておらず、実際旅行者も少ないので、それだけに観光未開拓な感じの新鮮な国でした。
      僕は嫌いじゃないです。

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