こんな少ない荷物で飛行機に乗るのは初めて。
楽チン。
いつもは自転車積むのに四苦八苦する。
しかしこれじゃあ、バックパッカーというよりリュックサッカーだな。
レーの空港は小さいながらも、ライフルを持った警官があちこちにいて、ものものしい雰囲気。
荷物チェックの際、予備電池が引っかかった。
機内持ち込み禁止らしい。
これは必要なんだよ、ダダをこねると、
「君はどこの国から来た?」
「ジャパン。」
「ジャパーン! OK! 行っていいよ。」
・・・こんなもんか。
空港でも何度か停電した。
大丈夫なのかな。
1時間15分でデリーに到着。
いつもなら、空港に着いたら自転車を組み立てて、「街はどっち?」、「あっち。」と言われた方向にこぎ出せばすむ話なのだが、今回は勝手が違う。
どうすれば街に行けるのか。
歩く距離ではない。
街までメトロがつながっているのだが、運休中らしい。
タダで乗れるシャトルバスとやらに乗ったのだが、運転手も助手も英語の発音がなんだか変で、何を言っているのかよくわからなかった。
なにかがおかしい・・・
と思っていたら、これはデリーの街を周回するバスではなく、空港周辺のホテルを周回するバスで、まもなく同じ場所に戻ってしまった。
なにをやっとるのだ!?
結局、オートリクシャーで。
意外にこぎれいでちゃんとした街並み。
リクシャーを降りて街を歩くと、顔に「悪人です」と書かれた人たちが次々に話しかけてくる。
髪を切ったばかりでサッパリし、日焼けが落ちてだいぶ肌も白くなり、リュックを背負って街中でガイドブックをおっ広げる僕は、 とても旅慣れした長期旅行者には見えまい。
迷ってるわけでもないのに、道案内をしてれる人がたくさんいる。
「気をつけろ。後ろ尾けられてるぞ。こんなところでガイドブックを広げちゃダメだ。それは古い地図だな。旅行案内所まで連れて行ってあげよう。無料で最新の地図がもらえるから。大丈夫、オレはインド人じゃない。スリランカから来た、君と同じ旅行者だよ。」
さすがにわかりやすすぎるぞ。
いくらなんでも、こんなのを信じるほど純朴ではない。
涼しいレーとはうって変わって、予想通りここはとても蒸し暑い。
再び、ACルームかNo-ACルームかで悩まされる。
エアコンありかなしかで、料金が格段に違う。
最初は350ルピー(550円)のNo-ACでトライしたが、窓なしの部屋で扇風機のみというのは、ムリだった。
結局、 750ルピー(1179円)のACに移動。
Wi-Fiフリー、室内でもネットができる。
エアコンとWi-Fi、僕はこの誘惑に簡単に負ける。
ホテルに荷物を置いて、まず何よりも先に直行したのが、和食屋。
唐揚げセット350ルピー(550円)。
出てきた瞬間、あまりの少なさにガッカリ。
唐揚げと味噌汁は日本の味だったが、米はダメだった。
ここでもおいしい米は食えないか。
ざるそば260ルピー(408円)とかおにぎり160ルピー(251円)も食べたかったけど、高すぎるしボリュームも期待できない。
久々の和食だったが、このボリュームだと満足度はゼロに近い。
この後、屋台でローカルフードを食べ歩くことに。
インドって物価高いんだな。
停電はなさそうだ。
ネットは少し不安定だが、レーを思えば20年ぐらい先の近未来へ来たかのようだ。
今日はこんな感じで。
Delhi, India
2013年9月11日水曜日
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番外編が始まったようですね。
返信削除この定食はひどすぎますわ。
せめてサラダくらい付けんか、と。
どの類の店も当たりはずれがありますが、和食は割高なので、はずれた時はガッカリ感が激しいです。
削除和食中華は具だくさんで華やかなはずですが、つくっていたのはインド人で、やっぱりインドパキスタンはシンプルすぎて殺風景な料理になりがちです。