2011年2月18日金曜日

イメージ ラオス

ラーオ族による王国が成立したのは14世紀で、18世紀には分裂してタイやカンボジアの支配下となった。
19世紀にはフランスがインドシナに進出し、フランス領インドシナ連邦が成立するとフランスの植民地となった。
第2次大戦で日本に占領された後、1949年にフランス連合内として名目上独立、1953年に完全独立した。
1975年、王政が廃止されて社会主義国となった。

GDPは鳥取県の4分の1ほどの規模で経済的には貧困国だが、8割が農業に従事しており、食料は豊富で飢餓などはない。
経済は貧しいが豊かな国といわれる。
市場経済が導入されて初めて自分たちが貧しいことに気づいたという。

タイとの国境を流れるメコン川は東南アジア最大の川で、流域は大稲作地帯となっている。
国土の大部分が山岳地帯で、豊富な森林資源があるが、近年は森林破壊で減少している。
水力発電で隣国タイなどに電力を輸出し、「東南アジアのバッテリー」と呼ばれているが、一方でインフラは整備されておらず、電気は夜間しか使用できなかったり、自動車のバッテリーを使って発電していたりする。
幹線道路の多くは舗装されておらず、鉄道もない。

60%がラーオ族。その他49の少数民族。
公用語はラーオ語。タイ語と同一言語の地域変種。文字はこんな感じ→ພາສາລາວ フランス語も広く通じる。
60%が仏教。

  ラオスの位置



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