2011年2月1日火曜日

イメージ バングラデシュ

日本の4割にも満たないほどの国土面積に、ロシアより人口の多い1億6千万人が住む、超過密国。
人口密度は982人/k㎡で、世界5位。
ただし、1~4位はモナコやシンガポールなどのミニ国家なので、まともな国土面積を持つ国では世界一の人口密度。
ちなみに日本は337人/k㎡で、世界21位。

紀元前よりインドであり、仏教およびヒンドゥー教圏であったが、13世紀からこの土地はイスラム化が始まった。
16世紀にはムガル帝国の一部となり、18世紀末にはイギリスに植民支配された。
大戦後の1947年にインドのイスラム圏は東パキスタン・西パキスタンとして独立した。
やがて東・西パキスタンは対立し、東パキスタンは独立戦争を起こした。
この鎮圧にあたった西パキスタンにインドが介入し、第3次印パ戦争が勃発した。
これにインドが勝利した結果、東パキスタンは1971年にバングラデシュとして独立した。
「バングラデシュ」は「ベンガル人の国」を意味する。

ガンジス川をはじめとするヒマラヤ水系が形成するデルタ地帯で、土地は肥沃。
米の生産量は世界4位を誇るほどだが、人口が多すぎて消費量が上回り、米の輸入国となってしまっている。

毎年のようにサイクロン、洪水、竜巻などに襲われ、2004年の大洪水では国土の60%が水没し、628人が死亡、農業も大打撃を受けた。

衛生状態はきわめて悪く、コレラや赤痢が頻繁に流行する。
飲用水として多くの井戸がつくられたが、その水は元来地層中にあった高濃度のヒ素に汚染されており、多くの国民がヒ素中毒の危険にさらされている。

このような人口過多や自然災害、劣悪な環境、また政治汚職などもあって、アジア最貧国となっている。
最近は中国の労働コストの上昇により、人件費が中国の3分の1ですむバングラデシュが注目されつつあり、軽工業製品の輸出は増大している。

98%がベンガル人。
公用語はベンガル語。インドにも話者がおり、総話者数は2億人以上、日常会話の言語人口としては世界で7番目に多い。文字はこんな感じ→গণ প্রজাতঁত্রী বাংলাদেশ
イスラム教83%、ヒンドゥー教16%。

  バングラデシュの位置



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