2011年9月29日木曜日

闇の街

お金おろせました。
朝一番で郊外のショッピングモールに行き、またかたっぱしから試し、一番最後の一番チンケな雰囲気のATMでおろせた。
ちょっと本気であせっていたので、ほっとした。
この程度のトラブルなら今後いくらでもあるだろう。

ジンバブエの残りを報告。

その後のジンバブエ走行もやはり、ジンバブエ人の人柄の良さに癒されながら、一方でクラクションにムカムカしながら、といった感じで続いた。

ハラレのような大都市以外では、当たり前のように停電が起こる。
停電というよりは、そもそも夜は電気がつかないものなのかもしれない。
キャンプだったらたいしたことではないが、高い金を払ってホテルに泊まって一晩中電気が使えないようじゃどうしようもない。
たいていのホテルには発電機があるが、最低限の照明がつく程度で、せっかく冷蔵庫があっても使えず、扇風機も使えず、ポットも使えず、充電すらできやしない。
こういった設備も料金に含まれているはずだが。
突然の予期せぬトラブルならまだしも、最初から停電するとわかっているようなところでは、高いホテルなんかはビジネスとして成立しえない。
僕は、あくまで値引き交渉に応じないホテルのマネージャー(見るからに融通がきかなそうなオバさん)に対して、
この停電があなたのせいでないことはわかっているが、プロならそれを補うようなサービスをするべきだ何もしないで金だけふんだくるようなホテルなら閉鎖した方がいいという内容のことを言った。

震災直後の日本のホテルはどういう対応をしただろうか?
少なくとも停電が起こりうることを伝えてから金を受け取っていたはずだし、2時間だけという限られた停電なら客も我慢していたか。

どこかの国の人が、
日本は必ず復興する。なぜなら日本だから。と言ってくれたように、僕もジンバブエの復興を信じて応援したい。
政治が悪いだけで、民族としてのかれらは優秀だから。

ところで、こんなのいた。



  
形とサイズはイグアナに似ている。









白装束の人たちの集会を何度も目撃した。
写真を撮りたかったが、おそらく宗教的儀式だろうから、怒られそうなのでやめといた。













スーパーに食材がないのでホテルのレストランで。

 

やはり停電中 & 高い。
水も含めてUS$14。
先進国でも、この程度の料理ならUS$10以下だろう。
食器やテーブルクロスがゴージャスに見えるが、料理自体は貧粗で、特にうまいものでもない。

小さな街のスーパーには
2Lのペットボトルがない。
500mlの水がUS$1するので、2L分買ったらUS$4、4L分買ったらUS$8。
さすがにばかばかしい。
ためしに水道水を飲んでみたら、変な味がした。


そこで、スイス製浄水機の出番。

四重のフィルターで、飲めない水も飲めるようになる(はず)。
これは使える。
出発前に友人から餞別としてもらったもの(かなり高額)。


 不便だけど安い国だったら旅行者も多く集まるが、ジンバブエは不便で高い国
今はまだ、旅行におすすめできる国ではない。




Blantyre, Malawiにて



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