2011年9月9日金曜日

ルサカ

昨日、首都のルサカに到着した。

自転車のアクシデントについての報告。
愛車のフレームがもたない。
すでに2ヶ所折れ、1ヶ所引っこ抜けて無理矢理押
込み、計3ヶ所、とりあえず溶接しながらだましだまし走り続けているが、今後の長い道のりを考えると、これでは到底もたない、と認めざるをえない。
新しく買い替える必要がある。
しかし、ここアフリカには、こちらのニーズに応えられるような店はない。
マウンテンバイクなら売っているが、キャリアを装着してツーリング仕様にして、とまでとなると難しい。
それに、前回の旅でも、マウンテンバイクでフレームが折れたことがあった。
そこで、日本でフレームを買って、こちらに送ってもらおうと、考えている。
この際
ホイールも26インチに替えて、キャリア、バッグも買って、新たに生まれ変わらせる。
送料も含めると、かなり高額になってしまうが、いろいろ考えてこうするしかない、と結論に至った。
現在、品を手配中で、どのくらい日数がかかるかわからないが、今月中に可能なら、ここルサカでちょっと長期滞在して受け取ろう思っているが、まだはっきりとは決めていない。

リビングストンからルサカにかけては人口密集地帯のようで、小さな村や街が点在し、そこを徒歩や自転車で行き交う人が多く、すれ違うたびにあいさつしてくれる。
陽気でフレンドリーな人が多いが、今まで通過した国よりずっと貧しく、インフラも整備されていない。










各村には首長(headman)がいる。
ある小さな村の首長にお近づきになれ
、いろいろ話をした。
帰り際に、
その首長に「2000クワチャ(30円)くれと言われてちょっと悲しくなった。
左端が首長。


街はゴミゴミしていてカオスな感じで、ゆっくりくつろげるようなところではない。






中古日本車が多い。




キャンプ場が消え、安宿が現れるようになった。
1泊1000円前後だが、水がチョロチョロっとしか出なかったり(当然お湯は出ない)、コンセントで充電しようとしても電気がきてなかったり、と欠陥が多く、これならキャンプ場の方がいいかな、と思う。


水道水は、もう飲めない。
試したわけじゃないが、勘で、飲んじゃだめだと思う。

食も乏しい。
一応、
RESTAURANTの看板を掲げた店があるが、とても料理しているようには見えない廃虚のような建物だったり、比較的まともな店でも、特徴のないファーストフード的メニューしかない。
スーパーで売っている食べ物なども、全般的にうまくはない。
たとえば、同じ貧困国でも、中南米はレストランが豊富にあり、うまくて安い飯をたらふく食えた。
貧困と気候以外にも、理由があるのだと思う。

物価は安くなった。
500mlのペットボトルのジュースが50円前後。

首都ルサカ。

手造りの掘っ立て小屋の村からいきなり近代的なビル
出現するとやはり驚く。

居心地のいい街ではないが、しばらく滞在することになるかもしれない。
すぐなれるだろう。


Lusaka, Zambiaにて

Dst. 4731km



2 件のコメント:

  1. 水は止めておきな。

    100%下ると思うよ。
    どうやらインフラの整備率は相当低いらしく、発電設備も能力が低いようだ。

    フレームや備品関係は今週土日で納期確認する。
    受け取る方法を調整しなければならんなぁ。

    ■近隣諸国情報
    ・リビアはカダフィ政権崩壊後、カダフィ大佐を
     探しているが見つからないようだ。
     街中では銃器が氾濫している模様。
    ・南スーダン
     スーダンとの国境で武力衝突が勃発。
     入国に規制が掛かるかもしれない。

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  2. ミネラルウォーターさえあまりうまくないんだ。
    2リットルで50円ぐらい。
    備品関係は数日で届くと思うが、フレームとホイールは何日ぐらい
    かかるんだろう?
    カダフィがみつからない???
    スーダン通過できないと困る。
    アフリカ縦断が不可能になる。
    シリアも当分だめだよな。
    エジプトから地中海をフェリーで渡る手段を検討中。

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