昨日、首都のルサカに到着した。
自転車のアクシデントについての報告。
愛車のフレームがもたない。
すでに2ヶ所折れ、1ヶ所引っこ抜けて無理矢理押し込み、計3ヶ所、とりあえず溶接しながらだましだまし走り続けているが、今後の長い道のりを考えると、これでは到底もたない、と認めざるをえない。
新しく買い替える必要がある。
しかし、ここアフリカには、こちらのニーズに応えられるような店はない。
マウンテンバイクなら売っているが、キャリアを装着してツーリング仕様にして、とまでとなると難しい。
それに、前回の旅でも、マウンテンバイクでフレームが折れたことがあった。
そこで、日本でフレームを買って、こちらに送ってもらおうと、考えている。
この際、ホイールも26インチに替えて、キャリア、バッグも買って、新たに生まれ変わらせる。
送料も含めると、かなり高額になってしまうが、いろいろ考えてこうするしかない、と結論に至った。
現在、品を手配中で、どのくらい日数がかかるかわからないが、今月中に可能なら、ここルサカでちょっと長期滞在して受け取ろう思っているが、まだはっきりとは決めていない。
リビングストンからルサカにかけては人口密集地帯のようで、小さな村や街が点在し、そこを徒歩や自転車で行き交う人が多く、すれ違うたびにあいさつしてくれる。
陽気でフレンドリーな人が多いが、今まで通過した国よりずっと貧しく、インフラも整備されていない。
各村には首長(headman)がいる。
ある小さな村の首長にお近づきになれて、いろいろ話をした。
帰り際に、その首長に「2000クワチャ(30円)くれ」と言われてちょっと悲しくなった。
左端が首長。
街はゴミゴミしていてカオスな感じで、ゆっくりくつろげるようなところではない。
中古日本車が多い。
キャンプ場が消え、安宿が現れるようになった。
1泊1000円前後だが、水がチョロチョロっとしか出なかったり(当然お湯は出ない)、コンセントで充電しようとしても電気がきてなかったり、と欠陥が多く、これならキャンプ場の方がいいかな、と思う。
水道水は、もう飲めない。
試したわけじゃないが、勘で、飲んじゃだめだと思う。
食も乏しい。
一応、「RESTAURANT」の看板を掲げた店があるが、とても料理しているようには見えない廃虚のような建物だったり、比較的まともな店でも、特徴のないファーストフード的メニューしかない。
スーパーで売っている食べ物なども、全般的にうまくはない。
たとえば、同じ貧困国でも、中南米はレストランが豊富にあり、うまくて安い飯をたらふく食えた。
貧困と気候以外にも、理由があるのだと思う。
物価は安くなった。
500mlのペットボトルのジュースが50円前後。
首都ルサカ。
手造りの掘っ立て小屋の村からいきなり近代的なビルが出現するとやはり驚く。
居心地のいい街ではないが、しばらく滞在することになるかもしれない。
すぐなれるだろう。
Lusaka, Zambiaにて
Dst. 4731km
2011年9月9日金曜日
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水は止めておきな。
返信削除100%下ると思うよ。
どうやらインフラの整備率は相当低いらしく、発電設備も能力が低いようだ。
フレームや備品関係は今週土日で納期確認する。
受け取る方法を調整しなければならんなぁ。
■近隣諸国情報
・リビアはカダフィ政権崩壊後、カダフィ大佐を
探しているが見つからないようだ。
街中では銃器が氾濫している模様。
・南スーダン
スーダンとの国境で武力衝突が勃発。
入国に規制が掛かるかもしれない。
ミネラルウォーターさえあまりうまくないんだ。
返信削除2リットルで50円ぐらい。
備品関係は数日で届くと思うが、フレームとホイールは何日ぐらい
かかるんだろう?
カダフィがみつからない???
スーダン通過できないと困る。
アフリカ縦断が不可能になる。
シリアも当分だめだよな。
エジプトから地中海をフェリーで渡る手段を検討中。