2011年5月18日水曜日

中東ピンチ

シリアの情勢は悪化の一途をたどっているようだ。

エジプトやリビアのような派手さは感じられないが、地味に長くくすぶり続けている印象を受ける。
その理由として、シリアは他の中東諸国以上に独裁が強く、秘密警察による統制も厳しいため、国民が恐怖心を植え付けられてしまっていることが考えられる。
デモが始まったのも3月で、他国より一足遅れていた。

シリア政府は、国際社会からの圧力が高まっているにもかかわらず、デモ隊を武装勢力だとして徹底弾圧する構えを変えておらず、この2ヶ月で700~800人が死亡、現在も犠牲者は増え続けている。

今日、シリアの渡航情報を調べてみたら・・・
シリアに対する渡航情報(危険情報)の発出
これは完全にアウト。
シリアを通過できないと、もうどこから攻めても中東縦断は不可能。
エジプトの次は、フェリーか飛行機でトルコに行くしかない。

すでに革命を成し遂げたエジプトも、まだ安全とは言えない。
エジプトに対する渡航情報(危険情報)の発出

世界旅行に行くのにエジプトのピラミッドを見ないわけにはいかないので、エジプトは絶対に外せないのだが。
命をかけて戦っている人たちに対して、旅行の都合でものを言うのは大変失礼だが、それでも、早く落ち着いてほしいと言いたい。

話はまったく変わるが、1979年に16歳で自転車で世界一周をした平田オリザ氏がニュースに出ていた。
こちら
なんと内閣官房参与になっていた。
劇作家でもあり、教授でもあり、多才な人だ。

彼の19歳の時の著作「十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本」は、僕も10年ぐらい前に読んだが、内容はよく覚えていない。
ちなみにこれは日本一タイトルの長い本らしい。
新版・十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本



2 件のコメント:

  1. あちゃ~
    中東は火の海だね・・・・

    スタートしてから中東にたどり着く頃に
    いったいどうなっているのだろうか・・・

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  2. 中東イスラム圏も絶対に外したくないんだけどな。
    血なまぐさいイメージ、偏見とは全く違った魅力ある世界がそこにあると信じている。

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