2011年11月19日土曜日

パジェ

ザンジバルの海岸の多くはビーチリゾートになっているようで、安宿がない。
東海岸のパジェという
ビーチには、有名な日本人宿がある。
その日本人宿も僕には高すぎるが、どうせ他の宿も高いので、思い切ってそこに泊まってみた。

宿はビーチの真ん前。




すさまじい遠浅。








すさまじい普段着。






























天気が残念。
ずっとぐずついた天気で、すっきり晴れることはなかった。

コロブス。






















どうも、思い描いていた日本人宿とはかけ離れていた。

まずそもそも、日本人がいなかった。
従業員は全員現地人(マサイ族を含む)で、オーナーさんはいなかった。

日本人宿泊客が3人ほどいたが、シーンとしてあまり話せる空気ではなく(えんえんノートパソコンまたはiPhoneをいじり続けていた)、ひとり話しかけてみたが、いたって事務的に切り返され、会話らしい会話はできなかった。
しかしそうかといって、あまり日本人だらけでにぎやかすぎるのも、僕は苦手なのだが。

食事は、テリヤキチキンとご飯と味噌汁だった。
限りなく日本の味に近かった。
黒人が味噌汁でこんなにちゃんと日本の味が出せるとは、驚きだった。
ただ、ディナーは7時半といわれたのに、実際に料理が出てきたのは9時だった。

そして、お約束の停電。
暗闇の中、ご飯も味噌汁もよく見えないまま、黙々と久々の和を味わった。
後でたまたま貼り紙を見て知ったのだが、これは計画停電で、あらかじめ停電の曜日と時間が決まっているらしい。
それなら最初に言ってほしかったが、停電なんか当たり前すぎて言うまでもない、という認識なのかもしれない。

図書室があって日本の本が読めるのだが、鍵がかかっていて自由に出入りできるわけではなく、いちいちマサイ族の人に開けてもらわなければならない。
図書委員のマサイ君。


ようやく撮らせてもらったマサイ。
撮影は難なくOKで、チップも不要。
同じマサイ族でも、人によって全然対応が違うようだ。

走行中はずっと雨。
タンザニア本土よりいっそう熱帯雨林な風景だったが、カメラが防水でないので、写真は撮らなかった。
巨大カタツムリだけ撮っといた。

長さ約10cm。

明日、フェリーで本土に戻る。


Stone Town, Zanzibar, Tanzaniaにて


Dst. 8343km


2 件のコメント:

  1. うーむ・・
    海外で日本人旅行者に出会うと、なんだか素っ気無い
    というか、よそよそしいんだよね。

    他の宿泊客は若い人かな?
    最近の若者←既にオヤジ目線になっている自分・・・
    はどうも人との関わりを避ける傾向にある。

    ザンジバル島の海岸は全て遠浅なのかな?
    もともとは大陸と繋がっていたんだろうね。

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  2. 欧米人はいたってフレンドリーなんだけど、日本人は時に難しいことがある。
    グループやカップルでかたまってしまって。
    まあ、いいんだけどね。
    アフリカで出会う日本人はほとんど年下だと思う。
    おそらくザンジバルも大陸とつながっていたんだろう。
    マダガスカルもそうだしね。

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