2010年11月6日土曜日

衝撃ニュース イラン

苦手な方は読まない方がいいかもしれません。

イスラム法では不貞行為はジナの罪と呼ばれ、婚前性行為や婚外性行為は重罪とされている。
処刑方法は、絞首刑、銃殺刑、鞭打ちの刑、石打ちの刑などがあるが、中でも石打ちの刑がむごたらしい。

イランの刑法によると、男性なら胸まで、女性なら首まで地中に埋めて動けないようにし、死ぬまで石を投げつける。
石を投げるのは裁判官で、石は大きすぎず小さすぎず、十分に痛めつけられる適度なサイズ、と規定されている。
この刑はイランの他、パキスタン、アフガニスタン、ソマリア、ナイジェリアなどで、現在も行われている。
→ソマリアでの石打ちの刑の様子(閲覧注意)

今年は、イランで不貞行為の容疑で石打ちの刑を宣告された43歳の女性が話題になった。→参照
彼女は裁判で自白を強要されたと主張し、容疑を否認している。
イラン司法局は世界各国から非難され、報道や人権擁護団体の運動も功を奏したのか、刑は延期され、判決を検討している。
しかし、イラン外務省報道官はこの問題について、西側諸国は、「恥知らずにも、犯罪と背信の問題を人権問題にすり替えようとしている。」とコメントした。
僕にはこの発言が最初から最後まで理解できない。

ちなみに、女性はレイプされても姦通罪になる。
女性は結婚するまで処女でいなければならず、結婚後は夫以外の男性と関係を持ってはならない。
2004年、レイプされた16歳の少女が絞首刑になった。→参照
イスラム圏では女性の地位が著しく低く、裁判でも女性の主張より男性の主張が優先される。
この件では、レイプした51歳の男性は95回の鞭打ちの刑ですんだ(95回も鞭で打たれたら死にそうだが)。

日本では、「この人痴漢しました」と言えばその男性の人生が終わるが、イスラム圏では、「この人レイプされました」と言えばその女性の人生が終わる。



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