2014年7月7日月曜日
メコン川流域 1
ラオスもまだ唐辛子文化圏。
アジアにいる限り完全に避けることは不可能なのかな、時々辛いものにブチ当たってしまう。
一見おいしそうなこの野菜炒めも、意表を突いて激辛だった。
赤くないのに辛いやつって何なんだろう?
ヘビとかカエルとかクモとかだって、毒があるものは見た目でわかるようになってるもんだ。
サバナケット。
上手な英語で話しかけてくれた、16歳の僧侶。
木造の手づくり家屋ばかり撮ってきたけど、立派な西洋家屋もある。
メコン川の向こうはタイなので、タイの商品や食品がよく目につく。
タイでよく食べた好物、豚の串焼き。
宿が豊富にあるのも、欧米人よりはタイ人が泊まりに来るからなのか。
僕にはタイ人とラオ人を見分けられないが、けっこうその辺にタイ人がたくさんいるのかもしれない。
タイ人サイクリスト。
ラダック走行歴あり、東京マラソン出場歴もあり、エネルギッシュな人。
どういうわけか、ラオスに入ってから、だいぶ暑さがやわらいだ。
最初は雨季の影響かと思っていたが、晴天時でもそんなに酷暑ではない。
静かだ。
交通量が少ないって、本当にいいことだ。
これはタイが近いことと関係あるかどうかわからないが、イヌに追われることが多い。
イヌに追われた時は、ブレーキをかけて止まるそぶりを見せれば、すぐに興奮状態から冷める。
子供たちも同じで、僕が走行している時は興奮して騒ぐが、僕が止まると急に素に帰って静まる。
外国人が立ち寄るような街を除いて、田舎街や村では、相変わらずの閉鎖っぷり。
ベトナムよりワンランク上の閉鎖っぷり。
売店で雨宿りさせてもらった。
超初歩的なラオ語とジェスチャーでコミュニケーションを試みたが、会話はほぼ成立せず。
すぐにそっぽを向かれ、その後は内輪だけで話しこんでいた。
前にも書いたように、僕もそんなに社交的ではないので、オープンでない人にあえて無理してからむようなことはしない。
東南アジア後半戦は、地元民との交流はほぼあきらめかけている状態。
別にいいもんねっ!
ただ、相手にしてもらえないのはかまわないが、田舎の売店やレストランに入った時に、店員や他の客たちから浴びせられる冷たく突き刺すような視線には、そろそろ疲れてきた。
走行中も相変わらず、バイクやトラックが僕を追い越すたびに、後ろに乗っている者が振り返って無表情で僕を凝視し続ける。
僕とは決して関わろうとせず、容赦ない凝視攻撃だけをくらわす、これはアジア人特有だ。
ジロジロ見られまくるのも冷たい対応をされるのも慣れているつもりだったが、実際そう慣れるものではないな。
遠くから聞こえてくる、子供たちの威勢のいい「サバーイディ!」がなんとか僕を元気づけてくれる。
Lak Sao, Laos
15481km
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