2014年7月10日木曜日

再び山へ

東へ進路変更。




一見険しそうだが、標高は全然高くない。
短いアップダウンの繰り返し。





ついにタイヤが裂け始めた。
裂けた箇所はコブのように膨張してチューブが露出し、ブレーキに接触するようになった。
これはマズイ。

いったん空気を抜いて、しばらく歩く。
次に現れた村のレストランで食事をして、そのレストラン前のスペースで修復作業をさせてもらった。

作業を始めると、おばちゃんが怖い顔して無言でにらみつけてくる。
も~、僕があなたに危害を加えるなんてことはありえないんだから、そんなに警戒しないでおくれ。
自転車に乗った外国人に襲撃された前例でもあるのか?
この監視社会にはホトホト疲れる。

結束バンドを使ってこれ以上広がらないようにする。


こんな応急処置で大丈夫だろうか?

空気圧は可能な限り低くして行く。











よくこんなところまで登れたな。

降りるのが怖そうだ。

ラクサオ。












ハチの子?

白い幼虫がうごめいている。



イグアナみたいなトカゲはまだ生きている。




ラオスキープ。




結局、ラオスの道路はほぼ全舗装で、それほどペースを乱すことなく進めた。


Dien Yen, Vietnam

15659km



5 件のコメント:

  1. またベトナムに入国したのですか?

    パンクですが、僭越ながら素人意見なのですが、重量過多は考えられませんか?

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    1. ベトナム南部15日 → いったんラオスに逃げて北上 → ベトナム北部15日 → 中国
      という作戦です。

      今回のパンク多発は今までにないパターンなので悩ませられましたが、おそらく原因は複数あって、重量過多というのはそのうち最も大きな要因であると思います。
      自転車本体にしても、その他のパーツやアクセサリーにしても、50kg以上の荷物を積んで何万kmも走り続けることを想定してつくられていないので、こういった世界ツーリングはあらゆるものを酷使して摩耗させます。
      今使用しているSCHWALBEというドイツ製のタイヤは、その過酷なツーリングにも耐えうる革新的なもので、サイクリストたちから絶大な信頼を得ているのですが、今回は予定より早く寿命が来てしまったようです。
      中国か台湾で新タイヤを発見できれば解決されると今のところは思ってます。
      まあでも荷物は減らせませんな。

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    2. ご自身の体重も入れれば百数十キロですからね。
      中国→台湾→日の本
      ですか?

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    3. 自転車にとってはまさに苦行です。

      台湾の次は現在思案中です。
      行きたいところがコロコロ変わるのでギリギリまで発表しません。
      帰国はまだ早すぎます。

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