およそカンボジアのイメージにはそぐわない、近代的できれいな街並み。
近づくのも躊躇してしまうような豪華ホテルが立ち並ぶ。
規模は大きくないがエアコンの効いたショッピングモールやスーパーもある。
値段表示は基本ドルで、お釣りはドルとリエルが混じってくる。
今はたぶんハイシーズンではないが、白人旅行者も東洋人旅行者もたくさんいる。
完全外国人仕様、外国人にお金を使ってもらうことに存在意義があるような街。
カンボジアは国力のすべてをここに注いでいるんじゃないか、と思うほどだ。
地元の文化は影が薄い。
街を歩いていると、ひっきりなしにトゥクトゥク(バイクタクシー)から声をかけられ、とてもうっとうしい。
明らかに供給過多。
一見、観光資源の恩恵で地元経済が潤っているようだが、自律的な基盤が築かれているとはとても思えない。
もし外国からの金が途絶えたらこの国は瞬時に崩壊してしまうんじゃないか、と思うほどの脆弱さを感じる。
僕は世界を旅して、世界中に金を落として、それがごくわずかながらも地元経済の活性化につながっている、とポジティブに(楽観的に)考えることもあるが、本当の意味での手助けは、やはり金ではないはず。
遺跡観光よりも、僕を強く惹きつけたものがある。
和食だ!
$8。
和食が食えるなら、金に糸目はつけねえ。
遺跡巡りはほどほどで和食に金を注ぐなんて本末転倒、何しに来たんだ、と言われそうだが、今はこれが僕の素直な本音なのである。
$7。
バンコクで出会ったミノリさんとバッタリ再会。
スーパーで納豆発見!
2パックで$1.35。
冷凍だったけど、完全に溶けるまで待ちきれなかった。
納豆、実にうまい。
できれば白飯と生卵が欲しかった。
白飯+生卵+しょう油・・・白飯+味のり・・・白飯+ふりかけ・・・白飯+ごはんですよ・・・
ああ・・・いろいろ思い出してしまったよ。
日本人宿が3軒ほどある。
まだ真新しいイキイキゲストハウスは、ちょっと引いてしまうぐらい立派。
個室$10(プラス$5でエアコンが使える)。
運良く角部屋だったので窓が多く、そこそこ風が通る。
停電なし、Wi-Fiもスピーディで安定している。
安いドミトリーもあるが、僕が個室を選んだのは、冷蔵庫の誘惑に勝てなかったからだ。
1階の部屋だったので、荷物を担ぎ上げる必要もなく、楽チン。
2階リビング。
朝食付き。
自転車でユーラシアを往復(!)している日本人と出会った。
僕の知らない貴重な情報をたくさんいただいた。
写真撮らせてもらうの忘れてしまった。
この先のルート上で、また会える可能性があるので、またその時に。
Siem Reap, Cambodia
2014年5月26日月曜日
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あれ?自分が行ったシェムリアップじゃない。。。
返信削除先ほど些少ながらセルビア洪水復興支援募金しましたよ。
人々の一助となれば良いと思います。
ご協力ありがとうございます。
削除困ったときはお互い様ですからね。
日本ではあまり報道されていないらしいのが残念です。