オランジュの劇場(世界遺産)。
これもローマ時代につくられたもの。
こんな巨大な石壁が、よく2000年も崩れずに残っているものだ。
石壁の威圧感。
フランスで屋台をやっているとは、意外。
このシーフードピラフみたいなもの、6.50ユーロと高すぎたので立ち去ろうとしたのだが、あまりのかぐわしさに足が言うことを聞かず、悩んだ挙句、買ってしまった。
日本人としては、こういうお弁当スタイルが手になじむ。
これ、めちゃくちゃうまかった。
稚拙な表現しかできなくて、すみません。
僕は料理の知識も技術もないので、味の分析はできないが、おいしいものに、「素朴においしいもの」と「技術的においしいもの」の二種類があるとしたら、アフリカンフードやアラビヤンフードは前者で、これは間違いなく後者だ。
こんな何気ないシーフードピラフ(みたいやつ)を食べただけで、フランス人の食に対するただならぬ探究心、歴史、底の深さを感じさせられた。
こいつらが本気出したら、スゴイものつくりそうだ・・・
フランス料理というものが、星のついた一流レストランに行かなければ味わえないものだとしたら、食文化としては不十分だと思うが、どこへ行っても1ユーロで絶妙な食感のパンが買えたり、屋台のシーフードピラフ(みたいなやつ)で単なる味以上のものを感じ取ることができたなら、貧乏旅行者としては、それだけでも大きな収穫だ。
そして、スーパーで買ったこのチーズ(1.30ユーロ)。
特に何も考えず、ただ単に安いから買っただけなのだが、これがまたなんともいえぬ味わい深さ。
料理に使ったり、パンにのっけたりする必要はない。
単独で、チーズだけでいける。
これからちょっと、チーズにはまりそうな予感がする。
どうやら、美食の国フランスをあなどっていたようだ。
フランスすげえよ。
稚拙な表現ですみません。
大型スーパーでは、探せば激安商品がけっこうある。
1個0.18ユーロのスイーツ。
0.33ユーロのライスプリン。
0.97ユーロの400gソーセージ。
さすがに0.18ユーロのスイーツはうまくなかったが、物価の高い国でうまく出費をセーブできると、妙な満足感がある。
相変わらず、野宿もしやすい。
大型スーパー。
スーパーなのかカジノなのか?
Casinoという名前のスーパーらしい。
街中はもちろん、走行中も、こんな感じのパン屋が所々にある。
今のところ、ハズレのパン屋は1軒もない。
フランスのパン屋はムラなくハイクオリティ。
いわゆるフランスパンは「バゲット」というようだ。
最近、再び気温が下がってきて、寒い。
昨日も今日も、昼間の気温が6℃しかない。
毎日雨もよく降る。
Lyon, Franceにて
Dst. 14815km
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