2011年10月20日木曜日

出国しなくていいみたい

昨日、リロングウェの郵便局に行って荷物のことを聞いみた。
コンピュータで検索してもらったが、まだここには届いておらず、今どこにあるのか
わから、要は何の情報も得られない、とのことだった。
ふつうはこの時点で冷たく突き帰されるのだが、マラウイ人はけっこう客の会話に付き合ってくれる。

「いつ着くと思いますか?」
「んー、そうねえ。7日後。」
「7日後?僕急いでるんですけど。船便じゃあるまいし
航空便でそんなかからないでしょう。」
「えー、だって日本って遠いのよ。わかってる?日本ってすごく遠いから
それだけ時間もかかるのよ。じゃあ3日後にまたここに来てちょうだい。そしたらまた検索してあげる。」

もともと僕は、せっかちでイライラしやすい性格なのだが、このおばちゃんのゆるい空気に呑まれて、
「うん...じゃあ、あと7日待ってみようかな。」
という気分になってしまった。

しかし、7日後ではオーバーステイになってしまう。
以前出会った旅行者から、「いったん出国して、隣国で3日すごせばリセットされ、再入国できる。」という話を聞いたことがあった。
ここから一番近い国はザンビアかモザンビーク。
バスで2、3時間もあれば行ける。
今の宿泊先に自転車と荷物を置かせてもらい、バスでザンビアまで行って無意味に3日すごし、マラウイに再入国する
というなんとも面倒な作戦を立てた。
ザンビアに入国するとまた無意味にビザ代を払わされる。
しかも僕は、バスとか電車とかの乗り方がまったくわからない。
乗り方を調べなきゃ、と思うだけで気が重くなる。
自転車はすでに洗車し、細かいパーツの油汚れもきれいに洗い落とし、ニュー自転車に取り付けらる
ようにスタンバイしてあるので、今は乗りたくない。
フレームも折れっぱなしだし。

他に手段はないものかと、ネットで調べてみたら、
「30日をこえて滞在する場合は、入国管理局で申請すれば90日まで延長できます。」
とあっさり出てきた。
しかも入管は国境や空港だけでなく、リロングウェの歩いて行けるところにもあった。

なので、今日さっそく行って
延長手続きしてきた。
手数料10000クワチャ
取られたが、延長の理由を問い詰められることもなく、20分ほどで完了した。
こんな簡単なものだったのか。
これで、年末までマラウイにいられる。
絶対いたくないが。

問題がひとつ解決しただけで、気が楽になった。
他の問題は依然として何
解決していないが。とりあえず、郵便局のおばちゃんが7日後に着くって言うんだから、きっと7日後に着くのだろう。
もう少しの辛抱。

最近マンゴーにはまっている。

日本では、マンゴーをこんな風にまるごと食べることってなかった。
その辺の道端で、1個20クワチャで売っている。

ぼちぼちマラリア対策。
予防薬のメフロキンと、治療薬のコアルテム。

合計6400クワチャと、思ってたより高かった。

最大の予防は、こまめな虫除け。

蚊取線香(Mosuquito Coil)って、けっこうどこの国でも売ってるけど、ルーツはどこの国なんだろう?

あと、どうでもいいことかもしれないが、Picasaウェブアルバムが容量無制限で写真をアップできるようになった。
今までは1024MBとあまりにも小さすぎ
僕はもうすぐその限界に達しそうだったのだが、Google+という、またよくわからないSNS的なものに形だけでも加入するだけで、条件付きではあるが、容量無制限になった。
使い勝手もよくて容量無制限なら、Picasaはウェブアルバムとしては一番おすすめだと思う。


Lilongwe, Malawiにて




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