2011年10月10日月曜日

リロングウェ

毎度のことながら、ホステル兼キャンプ場でキャンプしている。
1泊850クワチャ(390円)。
1ヶ月滞在したとしても、高級ホテル1泊分ぐらいだ。

しかし、マラウイの滞在許可は30日。
すでに入国して13日が経過している。
荷物が届くのに何日かかるかわからないが、仮に7日として、組み立てと調整に3日、ここからタンザニア国境まで6日、計29日。

とりあえず荷物が届いてくれれば、あとは自力でなんとかできるが、こればっかりは、無事に届きますようにと祈るしかない。
日本から物を送ってもらうなんて初めてのことで、しかも総費用はかなりの額で、しかもここはアフリカ。
無事受け取るまでは、不安で落ち着かない日々を送ることになるだろう。

マラウイ湖は低地で暑かったが、再び標高1100mほどまで上がり、ここはすごしやすい気候だ。
田舎街に比べると物価は高く、安レストランも少ないが、それでもあまり金を使っている気がしない。
長期滞在するには好条件だ。

人や店が集中しているのはOld Townと呼ばれるエリアで、ショッピングモールと市場がある。
これが首都リロングウェのすべてだ。
まともな自転車屋やアウトドアショップなどは、探すまでもなく、ない。





どこの国の都市にも、SHOPRITEやSPARといった大型スーパーがある。




今までは、こういった大型スーパーでできるだけ安い商品を探して自炊してきたが、最近はスーパーが一番高くつくようになった。
スーパーで売られている商品の多くは、南アフリカからの輸入品。
南アフリカは文化の発信源で、買い物をしていても、音楽を聞いていても、テレビを見ていても、強い存在感と影響力を発揮している。
しかし、マラウイまで来ると輸送費がかかるせいなのか、たとえばソーセージやコーヒーやシャンプーなどの南ア製品(要はマラウイで自国生産できないもの全般)が、日本の金銭感覚をもってしても高いと感じるようになった。
毎日のように食べていたお気に入りのクッキーも、「誰が買うか」と思うような値段になっている。
その横で、マラウイ産のクッキーが50円ぐらいで売られている。
大好物のJELLY BEANSも、買うのをためらうようになった。


客層も、富裕層や外国人が多く、セレブな雰囲気になってしまった。

バオバブジュース。



これはまずかった。

市場ではあらゆるものが安い。




このOld Townから数km離れたところに、City Centerと呼ばれるエリアがある。
きっとそこはビジネスの中心地で、高層ビルが並ぶオフィス街になっているのだろうと思い、昨日自転車で行ってみたのだが、あまりの大自然に驚いた。
大手銀行や官庁らしき建物がポツポツとあるだけで、98%ぐらいは森林だ。
ちょっと離れたところから見たCity Center。


以上が首都リロングウェのすべてで、観光するようなところも面白いところも、特にない。

ネットカフェはたくさんあるが、営業していても「今は使えないよ」と入店拒否されることが多い。
停電もよく起こる。

さいわい、宿泊しているところがWi-Fiフリーなので、iPhoneで無制限にネット閲覧ができる。
日本のニュースを読む余裕もできた。
でもやはり超スローで、よく回線が途切れる。



リロングウェのちょっと手前で出会ったフランス人サイクリスト。

フランスから出発して、アフリカを一周してフランスに戻るらしい。
サトウキビ積んでる。


Lilongwe, Malawiにて



2 件のコメント:

  1. マラウィは、やはり発展途上国ということか・・・
    食料に金が掛かるとは、正に頂けないな。

    自転車は無事に発送できた。
    何よりショップのご協力あってのこと。
    店主様には多大なるご協力をいただきましたことを
    この場をかりて厚く御礼申し上げます。

    ご母堂には連絡済みです。

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  2. 本当にありがとう!
    皆さんに感謝いたします。
    ドキドキしながら待っております。

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