2011年8月13日土曜日

ナミビアの日々

平日の昼間に何やってんだろう?ってほど、街の中心は多くの人が集まり、にぎわっている。

白装束の女性は民族衣装ではなく、たぶん教会の人。




屋台で昼食。

肉、ソーセージ、パンを網で焼くだけの、きわめてシンプルなメニューだが、うまい。
特にパンは、その場でこねて焼いているので、モチモチだ。
肉は1枚N$10、パンは1個N$2。

レストランはやはり非常に少なく、あったとしても割高なファーストフードといった雰囲気なので入らない。
基本的にはスーパーで買う。
スーパーで売ってるパンやパイなど、食べ物は全般的にうまい。

「地球の歩き方」には、ナミビアは物価が高いと書かれているが、実際は、南アと変わりない。

ナミビアの紙幣(やっぱり動物)。

ナミビアドルは、南アフリカランドとほぼ等価で、ナミビアではランドでの支払いも可能。

全体的な物価は高くないが、ホステルなどの安宿が少ない。
高級ロッジか、キャンプ場。
なので、ナミビアではほぼ毎日キャンプ。
大きな街にもちゃんとあるのがありがたい。
客は僕ひとりだけ、ということもめずらしくない。
Keetmanshoopのキャンプ場では、カバンゴ族の警備員が、夜通し警護してくれていた。
客は僕ひとりだけ。

地図上では街っぽく書かれているAsabというところにたどり着いたら、売店が1軒だけで、宿泊施設は一切なかった。
売店を経営しているナマ族の家の庭にテントを張らせてもらった。

ここの人たちも、日本の震災を気にかけてくれていた。

キャンプ・イン・ザ・無人地帯。


無人地帯の休憩所に、なぜか犬1匹。


このあたりでイボイノシシを見た。

チーターに触らせてもらった。

もちろん野生ではなく、飼われているもの。
触れたのはよかったが、やっぱり野生を見たい。

ホステルのドアを開けたらいきなりウマが。


スプリングボックはいたるところで見られる。

その名の通り、バネのようにピョンピョンはねる。

鳥の巣でけえ。






毎晩、星がきれいだ。
オーストラリア旅行中も思っていたのだが、天の川は南半球側の方が濃い。
「天の川はどこだ?」なんて探す必要もない。
自然と視界に入ってくるほど派手だ。
今はペルセウス座流星群の時期だが、残念ながらペルセウス座は北天の星座なので南半球では見れないっぽい。

明日は日曜なので更新できないかもしれません。


Windhoek, Namibiaにて



2 件のコメント:

  1. キャンプ場にryo一人だけっていうのがいい。
    もう笑うしかない・・・

    市街地の人々は平日であれだけいるんだな。
    仕事はしているんだろうか?
    日本は現在8月14日なので盆に入っている。
    俺自身は盆には休まないんだが、会社全体で節電対策
    として強制的に15日16日が休みになった。

    これだけ広大な自然の中にいたら、悩みや煩悩なんて
    飛んでしまうだろう。
    まさかナミビアまで震災のニュースが伝わっているとは驚きだね。
    インターネットの影響もあるが世界は以外に小さい
    と感じる瞬間だ。
    ryoのブログを見るたびに、世界の人たちを身近に感じる時も同感だね。

    原発事故はレベルがチェルノブイリと同じレベル7と
    なっている。
    恐らく、報道も全てを伝えていないだろう。

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  2. 日本は気が重くなるニュースが多いな。
    でも日本のニュースは気になるので、教えてくれてとてもありがたい。
    たしかに大自然の中にいると無心になれるが、忘れちゃいけないこともたくさんある。
    出会った人には、なるべくお礼を言うようにしている。
    世界中で日本を助けてくれた。
    だから自分は世界中に感謝している、と。

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