2010年4月11日日曜日

イメージ タンザニア

アフリカ旅行の最大の目玉となるのが、タンザニアとケニアであろう。
最もアフリカらしい大自然と文化に、どうしても期待が高まる。
絶対に外せない見せ場も多い。

・キリマンジャロ国立公園
言わずと知れたアフリカ最高峰(5895m)。
東アフリカのシンボルともいえる景観、そして五大陸高峰のうち唯一、素人でも登れることで人気がある。ただし、ライセンスを持ったガイドの同行が義務付けられている。高山病や事故で命を落とす人も少なくない。入山料や山小屋の宿泊費やガイド代など、総額で5~6万円かかる。ちょっと厳しい。
「キリマンジャロ」はスワヒリ語で「輝く山」という意味。これは山頂の氷河を指しているのだろうが、温暖化によって縮小し、あと数年で消滅するともいわれている。

・セレンゲティ国立公園(世界遺産)
キリマンジャロの裾野に広がる大サバンナ地帯。
ビッグ5(ゾウ、サイ、ライオン、ヒョウ、バッファロー)はもちろん、35種類300万頭の哺乳類が生息する。
なかでも、毎年2度の雨期に見られるヌーの大移動が有名。僕は乾季に行くので見れない。残念。
「セレンゲティ」はマサイの言葉で「果てしない草原」という意味。

・ンゴロンゴロ自然保護区(世界遺産)
火山による巨大なクレーター(平均直径18km)に、2万5千頭の大型哺乳類が生息する。
多くはこの外部に出られないため、周囲と隔絶された生態系が形成されている。

・ヴィクトリア湖
アフリカ最大、淡水湖としては世界第2位の面積。琵琶湖の102倍。
ナイル川の源流のひとつであり、はるか彼方の地中海に注がれる。
100万年の歴史をもつ古代湖で、多くの固有種が生息するが、近年は外来種によって数百種が絶滅したといわれている。
住血吸虫がいるので人間は泳ぐことはできない。

1964年、ドイツ領タンガニーカとイギリス領ザンジバルが合併し、タンザニア連合共和国として独立した。
当初は社会主義であったが、80年代の石油危機を契機に市場経済へと転換し、現在は順調に経済成長している。
観光業、コーヒー、宝石のタンザナイトなどが有名。

95%が黒人。スクマ人、ハヤ人、ニャキュサ人、ニャムウェジ人、チャガ人など、約130の民族。
国語はスワヒリ語、公用語は英語。あとは各民族の言語。
「サファリ」はスワヒリ語で「旅」を意味する。

タンザニア連合共和国地図  タンザニアの位置



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