2014年12月17日水曜日

アンタナナリボ 4

















1杯500アリアリ(22円)。
麺はコシがなくてすぐ崩れるが、スープは悪くない。
食器は湖の水でゆすぐんだろうね(画像下に写っているバケツ)。
まさかスープは違うだろうね。



怪しげな小屋、何だろう。


床屋でした。






























こういう国が面白いのは、あらゆることが路上でおこなわれるからなんだろうな。
売ったり買ったり、飲んだり食ったり、歌ったり踊ったり、遊んだり学んだり、風呂も洗濯も、子育てやら排泄までも。
人間ならどこの文化においてもやることだけど、内部に潜入しないと見れないことの方が多い。
ここでは、何もかも外であけっぴろげに見せてくれる。

そしてやはりマダガスカル人は、感じいい。
基本空路でしか来れないので、陸路旅行者が気軽に立ち寄るところではなく、大々的に観光地化されている感じはない。
だから外国人、特に日本人はめずらしいのか、歩いているだけでも注目を浴びるが、その目に警戒心や敵意はまったくなく、親しみをもって笑顔を見せてくれる。

時々「ニーハオ」と言われるが、他国で言われる「ニーハオ」はあからさまに人をおちょくっているので不愉快に感じることが多いが、ここでは純粋にあいさつとして言われるのであえて怒る気はしない。
 
物乞いの多さはアフリカと変わりない。
北欧では少々惨めなほど節制生活を強いられていた僕も、ここでは疑いの余地なく大金持ちとみなされる。
油断したら盗られたりボラれたりするんだろうけど、決して争いを好むような人たちには見えない。


Antananarivo, Madagascar



0 件のコメント:

コメントを投稿