2014年11月27日木曜日

スコガフォス





13時で太陽はこの低さ。


これ以上高くなることはない。
日照時間が短い上に悪天候が多いので、わずかに現れてくれた太陽のありがたさを味わう。
あと1ヶ月もすれば冬至、北極圏は極夜となる。







スウェーデンと同様アイスランドも、道路脇にネットが張りめぐらされている。


これだけ広大な土地があり余っているのに、このネットのせいで野宿したい時に困ったりする。
先の北欧三国と違って、ここには森がない。
できれば道路から少し離れたいのだがうまくいかず、車のノイズとヘッドライトを浴びながらの一夜になったりする。



はあ・・・雨、雨、雨。


最も走行意欲をそがれるのが、雨天の時。
しかしだからといって、どこかの街の宿に滞在し続けるわけにもいかない。
物価の高さが限度を超えている。

統計を見ると雨量は東京の方がはるかに多いのだが、一度にガッツリ降る日本の雨と違って、こちらは弱い雨が降ったりやんだりの繰り返し。
降雨日数や時間で比べたら、日本の梅雨なんか目じゃないってぐらい、雨天日が多い。
ヨーロッパ南部を旅した時も、1ヶ月のうち雨天日が20日以上だった。





スコガフォス。








ここはナイスキャンピン。






しかしこの夜、暴風雨襲来。
ニューテントは今のところまともに耐水しているが、あまりの強風でフライシートがめくれ、そこに強い雨が打ちつけ、さすがに浸水。
深夜1時から朝7時ぐらいまで、雑巾で水を吸って絞る作業を繰り返し、ほぼ一睡もできなかった。
しかも、僕はめったに水辺にテントを張らないのだが、こういう時に限って豪雨。
川が増水しやしないかと不安で、いざという時にすぐに逃げられるような体制で一夜を明かした。


Reykjavik, Iceland

22677km



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