パキスタン最初の街スストにて手続きをすませ、無事入国。
イミグレーションに併設されている建物内で両替もできた。
ちなみにパキスタンビザは、2年ぐらい前まではアライバルビザ取得が可能だったらしいが、現在は前もって自分の本国で(日本人だったら日本で)取得しておかなければならない。
参照→http://asajiryo.blogspot.com/2013/05/in_28.html
いきなりパキスタン名物のデコトラにお目にかかれた。
次々と人が話しかけてくる。
小さな田舎街だが、皆英語を話せる。
パキスタンは元インドの一部。
インドは元イギリス領。
ということでパキスタンは英語の通用度が非常に高い。
買い物をするにも道を尋ねるにも、英語が通じるって本当に楽だと感じる。
「日本から来た」と答えると「Japan Good!」、「Japan Beautiful!」と言って笑顔を見せてくれる。
国語はウルドゥー語。
ウルドゥー語は、話し言葉はインドのヒンディー語とほぼ同じで、文字はアラビア文字を使用する。
パキスタン北部の山岳地帯は、以前ここにあった王国の名からフンザと呼ばれる。
フンザでは、街ごと村ごとに民族と言語が変わるという。
北部の人はワーヒー族と呼ばれ、ワーヒー語を話す。
だからここの人は、ワーヒー語、ウルドゥー語、英語、の最低でも3言語、クルアーンも読まなくてはならないのでアラビア語も、さらに中国との国境も近いので中国語も少しわかるという。
宗教はもちろんイスラムだが、フンザの人々はスンニ派でもシーア派でもない、イスマーイール派。
イスマーイール派にはモスクもなく、アザーンも聞こえてこない。
バイクが止まり、「宿を探してるのか? ついて来い。」と言われたのでその人について行った。
どうやらまだ建設中のホテルのようだが、なんとタダで泊めてくれるという。
いいの!?
しかもおもてなしのチャイ。
僕のルートでは、スーダンからチャイの文化が始まり、国が変わるごとに味の変遷を見てきたが、ここで初めてミルクティーになった。
ミルクティーの方がチャイのイメージに合致するし、個人的にクリーミーでコクのある味が好きだ。
ここぞとばかりに砂糖をドカドカと投下し、濃厚ミルクティーを味わう。
あれ、タンザニア、ケニアでもミルクティーがあった気がするが、まあいいか。
レストランに入り、初めてのパキスタン料理。
340ルピー(339円)。
インドっぽくなったと同時に、アラブっぽさも感じた。
やはりイスラム圏は野菜を過熱する風習があまりないのか、サラダが少し添えられる程度。
右のドライカレー的なやつは辛くて、ライスはパサパサ。
左のチャパティで具を包んでたべるわけだが、チャパティは無味で、食感を楽しめるものでもなく、存在理由がわからない。
1.5Lのペットボトルが90~100ルピー(89~99円)。
Gilgit, Pakistan
0 件のコメント:
コメントを投稿