たまにはミュージアム。
入場料は20ルピー(19円)と聞いていたのだが、それは現地人料金で、外国人は400ルピー(385円)もとられる。
なんと20倍。
カメラを持ち込むとさらに25ルピー(24円)とられる。
イスラム教が生まれるずっと以前に、仏教が伝播していた。
仏教は、当初は偶像崇拝を禁止していたが、現在のアフガニスタンからパキスタンにかけて栄えたガンダーラ王国がギリシャ美術などを取り入れ、仏像を生み出した。
日本にある仏像もすべて、ルーツをたどればこのガンダーラに行き着く。
断食するブッダ。
博物館内でも何度か停電した。
すぐに復活するけど、ちょっとびっくりする。
文字コーナー。
クルアーン。
超小文字。
へのへのもへじ。
文字読めたら楽しいだろうな。
なんか、宿の壁の模様もアラビア文字に見えてきた。
宿のマネージャがまた親日のようで、僕のことも気に入ってくれているみたいで、「扇風機の部屋じゃ暑いだろう。エアコンの部屋に移動しないか? 君はナイスなヤツだから1000ルピー(968円)にディスカウントしよう。」と言われた。
実際、扇風機の部屋は熱がこもりやすいのか、深夜でも35℃あり、なかなか疲れもとれない。
僕はこの誘惑に負けて、3泊目からエアコンの部屋に移動した。
快適。
相変わらず、すさんだ食生活が続いている。
朝食 ヨーグルト+ジャム+砂糖
昼食 なし(運良くアイスを発見できた時はアイス)
晩飯 ファーストフード
こんなにもローカルフードに適応できないのは初めてだ。
腹は減っているのに、屋台やレストランの中をのぞくと、とたんに食欲が失せる。
一度、屋台のシュワルマ(ケバブ)を食べたが、超激辛だったため(チリソースをかけないようにしてもらったにもかかわらず)、これも選択肢から削除。
宿の近くに、ケンタッキーがある。
僕はもともとケンタッキーは好きではなく、ファーストフードならマックかバーガーキング派なのだが、今はケンタッキーが光り輝いて見える。
ラマダン中の今は、昼間はテイクアウェイのみ、19時から店内での飲食が可。
ケンタッキーのチキンバーガーでさえピリ辛になっているが、そこはなんとかこらえる。
野菜がないので、100%ジュースを買ってビタミンを補う。
自炊も不可能ではないが、パキスタン第2の大都市ラホールでは、いまだスーパーマーケットを見かけていない。
この先のインド、ネパール、バングラデシュもおそらく似たような食文化、と思うと憂鬱。
トルコ人の女性旅行者がやってきた。
イスラム圏出身の彼女でさえ、女性の一人旅、特にパキスタンはなにかと苦労が多いようだ。
ひとりで街を出歩くのも問題だそうで、夜は少し遠いところにあるマックまで僕が同伴した。
初リキシャー。
メルテム。
Amritsar, India
2487km
2013年7月29日月曜日
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