引き続きフラットで走りやすい道。
近くに一般道があっても、もう高速に乗ってしまう。
高速のパーキングに宿があった。
80元(1280円)。
ここでも外国人宿泊拒否のルールは適用されないようだ。
いや、そもそも高速なので自転車は禁止なはずなのだが。
通りすがりのドライバー(漢族)に「乗って行け」と言われたが、丁重にお断りした。
水をいただいた。
シルクロードのオアシス都市として発展したアクス。
近代的で、シルクロードっぽさは微塵も感じない。
この街は外国人宿泊拒否されまくりで、苦労した。
「民族分裂反対」、「民族団結」などと横断幕が掲げられたホテルがあった。
ここだったら差別されないかも、と期待して挑んでみたが、あっけなく「外国人お断り」と拒否された。
民族分裂してしまえ。
アクスの先は高速が開通していないので一般道で。
途中の小さな村でウイグル料理。
肉はヒツジ。
骨についたわずかな肉をしゃぶるのだが、ほとんど脂身。
ウイグル料理店でも中国茶と箸が出されるが、店自体は中華とウイグルで明確に分かれている。
でないとウイグル族がうっかりブタを食べてしまったりしかねない。
追い風&フラットで好調に飛ばす。
しかしクラクションうるせー。
ウイグル族にからまれた。
タクラマカン砂漠。
暑い。
僕の温度計では40℃を超えている。
でも乾いた風が心地よい。
野宿する時はいつも、できるだけ人目につかない場所を選んでいるが、時に見られてしまうこともある。
ふだんは地元の人との接触は大いにけっこうだと思っているが、野宿中だけは「どうか僕に興味を持たないで」と願う。
幸い、漢族もウイグル族も、他人にあまり干渉せず放っといてくれるので、今のところ快適に眠れている。
ブラックアフリカやアラブだったら、こうはいかない。
同じ中国でも、人口密集地帯だったら違うかもしれない。
すっかり乾燥地帯。
漢族にからまれた。
「パスポートを見せろ」と言われ、日本人であることがバレたが、特に嫌な顔もせず歓迎してくれた。
やっぱ反日なんて気のせいなのかな。
やっぱ拌面がいい。
Karimabad, Pakistan
2013年7月10日水曜日
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