2013年7月9日火曜日

外国人は宿泊拒否

走行開始。


いきなり超追い風。





小さな街でホテルに泊まろうとしたら、なぜか公安(警察)に連れて行かれた。
宿のおばちゃんが僕のパスポートを警察に見せると、警察官同士でなにやら話したり電話をかけたりし始めた。
英語を話せる人がいないので何が起きているのかわからなかったが、結論としては、この街では外国人は宿泊できない、ということがわかった。

なので野宿。


中国ではスパゲッティではなく、麺!


スパゲティより早くゆで上がる。









強烈な追い風+下り。




こがなくても、乗ってるだけで50~60km/h出る。
方向が逆だったら地獄を見ていただろう。

途中で国道が消失し、高速道路のみになった。
他にルートがないので、高速で強行突破。
強烈な追い風+下りのおかげで、トクスンという街までの25kmを30分ほどで走り切った。
一度パトカーが通過したが、何も言われなかった。

標高1000mからほぼ0mまで下った。

トクスンは中規模の街。
ホテルに泊まろうとしたら、僕のパスポートを見るや、またしても拒否された。
中国のIDカードがなければダメだという。
英語で「HOTEL」と書かれた高級ホテルに行ってみたら、OKだった。
レセプションの人は、なんとかギリギリ英語でやりとりができた。
118元(1888円)。

 

表向きは立派だが、実際に泊まる部屋はこんな別館。


エアコンあり、冷蔵庫なし、Wi-Fiなし。


どうやらウイグル自治区では、外国人を宿泊させるには許可申請をしなければならないらしい。
高級ホテルやホステルはこの許可をとっているが、中級ホテルや安宿はとっていない。
だから、ホステルが存在しない街では、高級ホテルに泊まるしかない。
あと、大きな街のバス乗り場近くにある「交通賓館」(TRAFFIC HOTEL)というのも外国人宿泊可能なようだ。
ただ、今まで出会った旅人の話では、外国人が宿泊拒否されるのはウイグル自治区だけだと言う人もいれば、中国全土でそうだと言う人もいた。
僕はウイグル自治区以外は行ったことがないので断言は控える。
いずれにしてもこういった意味不明なルールは、中央アジアの滞在登録などと同様、社会主義時代の名残りと思われる。

拌面にハマっている。

18元(288円)。

麺類の平均的なウマさに関しては、中国は日本をはるかに上回っている。
ツルツルしていてコシがある。
しかも、麺はおかわり自由。

ただ、辛いものがまったくダメな僕にとっては激辛!
ふだん僕がいかに徹底して辛いものを排除した食生活を送っているかを知っている人なら、こんな辛そうな物に果敢に挑んでいる僕の姿を見てきっと感動してくれるに違いない。




Karimabad, Pakistan



3 件のコメント:

  1. 食事美味そうだが、RYOの辛さに対する食生活を考えるとかなり
    努力しているか・・・
    先日家内の誕生日だったから、タイのグリーンカレー作ってみた。これは辛かったけど美味かった。

    外国人の宿泊が許可制って、社会主義国家たる名残なのか・・・

    自転車は大丈夫か?

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    1. 辛いのはつらいね。
      「辛いけどうまい」とか「辛くてうまい」っていう領域に到達できそうな予感がまったくない。
      ただひたすら痛い。

      無意味な管理体制が残っている国はどこも旧社会主義国ばかりでしょ?

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  2. インド 宿泊拒否 で来ました、困りモノですネ、

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