15時頃、ウルムチ空港に到着。
空港から市街地の中心まで20kmほど走行し、ユースホステルにチェックイン。
新疆ウイグル自治区は日本の4.5倍、中国全土の6分の1を占める。
主にトルコ系イスラム教徒のウイグル族が居住し、東トルキスタンと呼ばれてきたが、戦後中華人民共和国に統一されて自治区となった。
中心都市ウルムチは世界で最も海から遠い都市で、一番近い海まで2500kmある。
標高は919m。
思っていたより暑い。
2000年の統計ではウイグル族45%、漢族40%。
チベットと同じくウルムチも、大量の漢族が流入してウイグル独自の文化が失われている、と聞いていたが、予想をはるかに上回るほどここは漢族だらけで、街もいたって中国的。
爆音BGM。
人民公園。
人民広場。
中国人は親切で、人当たりも良い。
空港から街に向かっている時、登り坂で苦戦してたら、後ろから若い女の子が自転車を押してくれたこともあった。
接客もけっこうちゃんとしてる。
中国といえば民度の低さがイメージされるかもしれないが、治安も良いし、マナーも比較的守られている。
先進国にはまだ遠く及ばないが、今まで見てきた後進国ほどアナーキーでもない。
物乞いやストリートチルドレンは少ないし、押し売りもたかりもいないし、通常の買い物でぼったくられることもない。
そして何よりも、「チャイナ!」と言われない!
英語はまったく通じない。
かれらが僕に中国語で話しかけてくるのは、英語が話せないからなのか、それとも僕が現地人として同化できているからなのか。
カメラを持って街を歩いていても、外国人として見られている感じがない。
旅をしているとジロジロ見られることに慣れてしまうので、まったく見られないと逆に「あれっ」と思ってしまう。
撮影に対する抵抗感もあまりないようで、写真を撮ってもお咎め無しだ。
声はデカイ。
体格は日本人と変わらないのに、この声量の違いは何だろう?
ドライブマナーは完全に後進国。
車もバイクも歩道を走り、歩行者がジャマだとクラクションを鳴らしてどかす。
歩行者もまったく信号を守らない。
クラクションはうるさいが、まだマシな方。
ここは歩道です!
違法じゃん。
バイクは電動。
静かで良い。
意外にまともな自転車屋があった。
GIANTは台湾の自転車メーカー。
アウトドアショップもあった。
「超市」はスーパーマーケット、「公厠」は公衆トイレ。
日本人なら看板や標識はけっこうわかる。
ただし、「酒店」や「飯店」はホテル(それも高級ホテル)を意味するらしい。
「宾館」、「旅館」、「旅社」、「住宿」、「招待所」なども宿泊施設。
紅山公園から。
Karimabad, Pakistan
2013年7月8日月曜日
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久しぶりの更新を見て達者にされてるようで安心しました。
返信削除継続努力努力、祝一路平安。
ありがとうございます。
削除中国語は発音が難しいですね。
全然通じなかったんで結局ほとんど筆談とジェスチャーでした。