雨やんだ!
快適快適。
?
墓地だ。
イスラム国であるはずのマレーシアで、キリスト教の墓地に、漢字で書かれた墓石。
なんというミクスチャー。
ミーゴレン。
味はグッド。
でも、これで腹が満たされる人間って、存在するのだろうか?
幼稚園児だってもうちょっと食うでしょ。
おかわりしても、何の腹の足しにもなりゃしない。
車が止まって、差し入れしてくれた。
こういうことされると、泣きそうになる。
この後、このすぐ近くに住んでいる人から、「ウチに泊まっていきなよ」と招かれた。
かれらはイバン族。
サラワクの人口の3分の1を占める。
ごちそう!
豚肉。
イバン族をはじめとするボルネオ先住民は、かつては首狩り族であった。
戦闘がさかんにおこなわれ、敵の首を狩って持ち帰れば、勇者とされた。
結婚する際は、首を狩って捧げて、一人前の男として認められて花嫁を迎えることができた。
首狩りがおこなわれたのは19世紀から1920年代までで、現在はその風習はない。
その首狩り族も、今やいたって文明的。
家電はそろってるし、携帯はスマホだし、もちろん車もバイクもある。
僕はごちそうになった後、シャワーも浴びさせてもらったし、洗濯機で洗濯もさせてもらった。
子供たちはナルトの大ファンのようだ。
ナルトって世界中で大人気のようだけど、僕は見たことないのでどういう内容なのか、知らない。
世界の若者より、当の日本人が日本文化をわかってない、というよくあるパターン。
イバン族は、クリスチャン。
大きな村では、スカーフをかぶったムスリムらしき女性もいるが、彼女たちも実は十字架のネックレスをつけている隠れキリシタン、という信じがたい話も聞いた。
基本的な英語は話せる。
こっちのロングハウスが、かれらのメインの住居。
その内部は・・・
なんじゃこりゃ。
伝統的なロングハウスには、今も頭蓋骨がぶら下がってたりする、なんて聞いたけど。
まさかこんなにゴージャスでモダンだなんて、誰が想像できただろう?
どこまでが家族親族なのかわからないが、皆自由に部屋に出入りしている。
このロングハウスには何人ぐらい住んでいるのか聞いたら、200人と答えた。
とても適当なことを言う人たちなので、鵜呑みにしてはいけない。
多くても100人ぐらいだと思う。
大人たちは酒好きのようだ。
この酒は何なのか聞いたら、「ライスワイン」と答えた。
言わんとすることはわかるけど、「ライスワイン」っていう表現はどう考えてもおかしいでしょ。
夜は雲が完全に消え、星空だった。
南十字星を探したけど、見つけられなかった。
床につき、電気を消すと、発光性の虫が室内を飛んでいた。
ホタルではなかったと思う。
朝。
家の裏のヤシの木。
おもむろにココナッツを切り落とす。
ジュースをダイレクトにガブ飲み!
これもジャングルのそこらに生えてる。
ライチみたい。
5人分のインスタントヌードルをまとめてつくって、皆で丼ぶりでかっ食らう。
Kuching, Malaysia
7489km
2014年1月28日火曜日
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いい人達過ぎてもらい泣きしそう。
返信削除立場変わったらここまで気遣いできないですね、実際のところ。
大人もそうですが、子供たちがしっかり者で、常に僕のことを気遣って、客として丁重にもてなしてくれました。
削除素敵な人達と出会ってますね!
返信削除私も彼らのようなおもてなしの心を培いたいな。
亮さん、体調は大丈夫ですか?
日本人も親切だしおもてなしの心も持ってると思うけど、なにせ家が狭いしビジーすぎて、なかなか「気軽にゆっくり泊まっていけ」なんていかないこともあるな。
削除手足のしびれはほぼ引いたよ。
確かに日本の都市部ではオファーしたいけど物理的に厳しいことが多々かも。
削除もう少し色々と余裕がほしいなー。
しびれが引いてきて良かった!無理しないで旅と出会いをエンジョイしてくださいね♪