2012年12月5日水曜日

カザフスタンビザ in バクー

悪名高い中央アジアビザだが、情報収集しようとしても意外に有用な情報がヒットしない。
特に日本語で検索すると、多くの日本人は東から西へ向かうからなのか、西側でのビザ取得情報は乏しい。

ただ、多くの地域では中央アジアの大使館職員の対応がひどくてケンカやトラブルが絶えないらしいが、アゼルバイジャンにある大使館は対応が良くてスムーズに事が運ぶ、と欧米人のサイトで評判だ。
これはいいことだ。
所要日数や手数料よりも、礼儀もマナーも合理性も何もない、人をバカにしたヤツとのバトルが最もストレスになるから。

そして僕は、世界最悪といわれているトルクメニスタンビザを取らない。
トルクメニスタンに行ったとしても、滞在許可は5日だけ。
たった5日で自転車で通過するのは無理があるから、バスに乗るかヒッチでもすることになるだろう。
それじゃ苦労してビザを取る意味もない。

でも、今まで出会った旅人の多くはトルクメニスタンを通過してきているので、皆、ちゃんとビザ取得できてるみたいだ。

僕はトルクメニスタンはスキップして、まずはカザフスタンへ向かう。

必要なもの
・顔写真1枚
・パスポートコピー1枚

カザフスタン大使館のホームページは文字化けして読めない。

受付は火~金の9時半~11時半、発行は火~金の16~17時。

場所は非常にわかりにくい。
検索すると、 それぞれサイトごとに違った住所が表記されていて、しかもそれらをグーグルマップに入力してもヒットしない。
僕は人に聞きながら、なんとか突き止めた。


大きな地図で見る

金属探知機による所持品チェックもなく、すんなり敷地に入れる。

申請書は窓口に置いてあるので、その場で記入する。
入国日と出国日を指定する(最大30日)。 
滞在予定ホテルの住所を調べておくのを忘れていて空欄にしてしまったが、何も言われなかった。
他にも答えるのが難しい質問がいくつかあり、それらも空欄で提出したが、何も言われなかった。
無料。
パスポートはホールドされそうになったが、「必要だ」と言ったら返してくれた。

僕は木曜日に申請して、翌週の火曜日に受け取れた。

大使館職員は、日本人かと思ってしまうほど東洋人の顔をしていた。
アジアに近づいているんだなと実感した。


Bakı, Azerbaijan


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