ナポリ旧市街(世界遺産)

lonely planetには、ナポリという街は「騒々しくて無秩序で汚くてイライラする」と書かれている。
名の知れたヨーロッパの都市がまさかそんなはずはないと思ったが、僕のヨーロッパに対するイメージも日々崩壊し続けているので、それもありえるかもしれない、とも思った。

たしかに、ナポリが近づくにつれて、汚くなってきた。


イタリア人も、どこでもかまわずゴミを投げ捨てる。
路上には、イヌやネコの死骸もよく転がっている。
路面は整備されておらず、ボコボコで、天然のバンプみたいになっている。

ナポリの都市圏に入ると、まさかの石畳。

荷物満載の自転車には石畳はこたえる。

交通マナーもけっこうめちゃくちゃで、二重路駐で渋滞になったり、バイクはノーヘルで歩道を走っていたりする。
道路の渡り方は、エジプトスタイルに近い。
信号が少なく、車の流れが途切れないので、強引に渡ってしまったもん勝ち、という感じ。

エジプトのオベリスクと同じ形。


これもエジプトの真似。




ナポリの中心に到着。


















ダンテ。
















旧市街が世界遺産になっているらしいが、どこからどこまでが旧市街なのかよくわからない。










       







   

     













        










バイクって階段も行けるの?

    

















初めての本場イタリアン。

3ユーロ。
味は、ふつうすぎてびっくりした。
ここでしか味わえない、他の国では真似できない個性を期待していたのだが。
いや、決してマズくはないが、期待しすぎはよくないな。
フルサイズで一見ボリューミーだが、うすっぺらくて全然腹はふくれない。
うすっぺらすぎて、つまんで持ち上げるとベロンってなってトマトやチーズが全部落ちてしまう。

物足りないので、テイクアウェイでチーズの入った揚パンを買った(1ユーロ)。

これはよかった。

滞在しているホステルは、雑居ビルの8階にあり、狭いスペースに大勢の客でごった返している。
日本人も多い。
1泊16ユーロで、フリーブレックファースト、フリーインターネット。
最近、どこへ行ってもWi-fiフリーなので、いいかげん加減パソコンを買った方がいいのだが、いまだ買う気になれず。


Napoli, Italyにて