2014年3月9日日曜日

マレー半島東海岸

シンガポールの街の中心からマレーシアとの国境までわずか24km。
再びマレーシアに入国。


出国入国ともにゆるく、面倒なことは一切ない。

シンガポールと比べると、いろんなものが荒っぽくなった。
ボルネオのマレーシアと比べると、都会的で人が多い。
華僑の影響力はそんなに強くは感じない。
マレー人とインド人の多さが目立つ。

物価は安いが宿泊費が高い。
ボロくて狭い宿でも40リンギット(1263円)はとられる。
中級ホテルだと70リンギット(2211円)以上はする。

イオンって海外進出してたのか。


公文って海外進出してたのか。


暑いので、昼飯はアイスカチャンでいい。

やっぱりシンガポールの方がウマかった。

ドリンクは、ice blendedで頼むと氷も一緒にミキサーにかけてくれて、スムージーに似た感じになる。
喉を締めつけるような冷たさが心地良い。

マーケットは、ドリアンの匂いがたちこめている。
やっぱ強烈なんだな。










たこ焼きって海外進出してたのか。

日本語で書いてあるけど、こんなとこ日本人来ないぞ。



たこ入ってなかったぞ。

こんなとこにゾウがいるの?


サルならたくさんいる。


海、ゴミ。


インドネシア人がフェリーから投げ捨てたゴミがこうやって打ち上げられるのか。
マレーシア人も、ゴミのポイ捨てはする。









地図を見た感じでは海沿いに道路があるのだが、両脇にジャングルまたはプランテーションがあるため、走行しながら海を見れるところはほとんどない。

向かい風。

スイス人。

ベトナム→シンガポール。





クアンタン。






インドネシアもマレーシアも、全体的に辛くてボリュームがなく、ビュッフェの店を見つけられないことも多い。
レストランに入るのが億劫になってきたので、もう自炊でいいっしょ。


見た目はかわいいけど、とても食べにくいことに気づいたので、やりなおし。


またしても、スーパーに入る時はバッグを預けなければならない、という不愉快なルールが増え始めた。
このブログで何度か書いたことがあるが、僕はこのルールが大嫌いで、いまだ素直に従う気になれず、警備員とケンカになることもしばしば。
まったく意味がないし、女性のハンドバッグはOKというのも理解不能。
「なぜ預けなければいけないのか?」と聞いても、納得のいく返答をしてくれた者は今のところいない。
納得のいく理由を説明してくれれば、従ってやってもいい。
「For security」と言われたことがあるが、だとしたら僕は意地でも自分のバッグを手渡すわけにはいかない。
客のsecurityが優先に決まってるだろ。
だいたい、客の私物を取り上げるなんて無礼きわまりない。
買い物を終えた後に荷物チェックされる方がまだいい、とにかく自分の物を警備員なんぞに預けたくない。

郷に従わない僕は、悪しき旅行者だろうか。



東海岸から西海岸へ横断。

ボルネオのマレーシアと違って、こっちはムスリムが大多数。
モスクが次々に現れ、教会はあまり見ない。







やや大きめの街では、華僑も多いしインド人もいる。
やっぱミクスチャーなんだな。

小さな街にもセブンイレブンがある。
セブンイレブンの普及ぶりはすごいな。
でも、セブンイレブンの最大の売りはスムージーだと思うのだけど、都市部以外ではだいたいスムージーは「Not Ready」状態なのでガッカリする。



またしても、リムにクラックが入った。
ラダックで前後のリムがつぶれてせっかくわざわざ日本から送ってもらったのに、半年ももたなかった。
世界を旅する日本人サイクリストたちにメールで相談したら、どうやら原因はシュワルベのタイヤの内圧によるもので、対策としては空気圧を甘めにするべきらしい。
空気圧を下げるとパンク率が高まるが、空気圧を上げるとリムが負けてしまう。
ちょうど良い加減に調整する必要がある、ということだ。
シュワルベの並外れた耐久性の裏には、こういったリスクがあったのか。
たしかに、シュワルベがなかった(あるいは知らなかった)時代は、パンクは日常茶飯事だったけどリムのトラブルはなかった。

首都のクアラルンプールまで約150km。
クラックの周辺は歪んでしまっているため、ブレーキシューに触れてしまうので、ブレーキを解除しての走行。
ひどい時はまたたく間にクラックが広がって走行不能になるが、幸い今回はなんとか走行できた。

今日。
クアラルンプールまであと60kmほど、山道では何十人ものロードレーサーたちとすれ違った。
そのうち、あまり本格的な格好ではないひとりのサイクリストが話しかけてきた。


彼、サルハンがクアラルンプールまで付き添ってくれた。
クアラルンプールの自転車屋は中心地からだいぶ離れているそうなので、車で自転車屋に連れて行ってもらった。
たしかに、自力で探すのは無理がある、わけのわからないところに、その店はあった。
とりあえず注文したが、何日かかるのかは不明。
しばらく滞在。

メシまでおごってもらってしまった。



Kuala Lumpur, Malaysia

8665km



4 件のコメント:

  1. またクラックがはいったか…
    タイヤの内圧によるとは、バランスが鍵なんだな…
    現地手配が可能で良かったよ。
    いつになるかわからないのが、気になるが…
    マレーシア航空機が消息不明になったとニュースがあったのをしってるか?

    返信削除
    返信
    1. タイヤに表示されている最大空気圧にバカ正直に従っていたのが間違いだった。
      リムにも最大空気圧を表記してほしいものだ(表記されているものもあるらしい)。
      パーツ入手が容易な国にいるというだけで安心感があるけど、最後の150kmはけっこうヒヤヒヤものだったよ。
      ブレーキは片方しか使えなかったしね。

      マレーシア航空機が消息不明?
      なんだそれ、バミューダ・トライアングルか!?

      削除
  2. 参考にどうぞ。

    情報BOX:消息不明のマレーシア航空機、離陸からの経緯
    http://jp.reuters.com/article/jp_accidents/idJPTYEA2906120140311?sp=true

    マレーシア航空370便関連
    http://jp.reuters.com/news/globalcoverage/accidents

    ロイター通信は仕事が速いし完全無料だから好き。
    日本の通信社も見習って欲しい。

    返信削除
    返信
    1. テロまたはハイジャックの失敗ですね。
      某国の陰謀説も流れているようですが、海の藻屑と化しては解明も難しそうです。

      削除