まだ歩き続けるトレッカーもいるが、ジープで帰ってしまった人も多く、荒涼としてきた。
カグベニ(標高2800m)。
へ~、セブンイレブンってヒマラヤにも進出してたんだ~
ヤクドナルド。
ネパール人もけっこうやりたい放題だな。
宿のサービスはまともになった。
数日ぶりにシャワーを浴び、洗濯した。
Wi-Fiも、弱くて不安定だが、一応復活。
食事はまだ高い。
限りなく自然状態に近い道路。
トレッカーたちが続々と僕を抜かしていく。
いいさいいさ。
これはムリだろ・・・
と思ったら少し離れたところに橋があった。
1本の柱のありがたさ。
白人の落書き癖が炸裂。
トゥクチェ(標高2590m)。
標高が下がるにつれてチベット色が薄れ、再びヒンドゥー教圏へ。
路面状況は少しずつ良くなり、順調に進めるようになった。
交通量が増え、無意味なクラクションが鳴るようになった。
そうか、ここもそういう国だったか、と不意に現実に引き戻されたかのよう。
ふとインドを思い出して、戦慄したが、インドほどの地獄絵図ではない。
ネパール人のクラクションは、まだ規則性があるようだ。
不愉快であることには変わりないけど。
インド人は、息を吐くかのように鳴らしていた。
ジープロードの終点、ベニという街では、トレッカーも旅人もほとんど見当たらず。
外国人向けのサービスも薄れ、ローカル仕様の街。
それでも英語が通じるし、宿はWi-Fiあり、お湯シャワー、水洗トイレ、停電はなし。
ネパールのインフラは、話に聞いていたほどひどくはない。
食料は安くなった。
コーラ解禁!
ぷはー、コーラうめー!!!
しかしレストランは、見るからにダルバートしかなさそうな店ばかり。
なんとかチベタンメニューがある店を探してみつけたが、そのチベタンフードも辛口で、悶絶した。
どのみち、辛さからは逃げられないようだ。
これは、早いとこポカラに戻らなければ。
ベニの先は、舗装と未舗装の繰り返し、何本もの川を渡ったが、次第に完全舗装となった。
舗装道路快適ー!
Pokhara, Nepal