モシの街を離れると見晴らしのいい平原地帯に出たが、あいにくキリマンジャロは雲で隠れてよく見えなかった。
これ、雲が取れたらすごい景観だと思う。
惜しい。
再び標高が上がって1300mの高地へ来た。
涼しいかと期待していたが、けっこう暑い。
ここアルーシャからは、メルー山(標高4566m)が見えるはず・・・だが、やはり雲で見えない。
ケニアとの国境を中心線として、キリマンジャロ国立公園、アンボセリ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域、セレンゲティ国立公園、マサイマラ国立保護区、ヴィクトリア湖、ナクル湖国立公園、ケニア山国立公園、ツァボ国立公園など、有名国立公園や名所が円を描くように連なり、「グランドサークル」を形成している。
全部行ってみたいぐらいだが、アフリカの国立公園はバカみたいに高くつく。
基本的には、先日のミクミ国立公園のように自転車で通過することはできず、サファリツアーに参加することになる(国際免許証を持っていればレンタカーでセルフドライブも可)。
入園料でUS$60ぐらい、公園内の宿泊施設は安くてもUS$100~200、高いところだとUS$700~800もする(いずれも停電と断水付き)。
アレンジ次第で料金は変わってくるが、1サファリで数百ドルは覚悟しなければならない。
現地の物価と比べるととんでもない額だが、その収益がちゃんと自然保護や現地の活性化に使われているのか、はなはだ疑問である。
あまりに高すぎて、一度もサファリをせずにアフリカ旅行を終える人もめずらしくない。
僕もそうなるかもしれないが、どこか一つか二つに焦点をしぼって、サファリに参加してみたいとは思っている。
ここアルーシャはサファリの拠点となる街で、多くの旅行者でにぎわっており、日本人もよく見る。
昨日は、同じホテルで世界一周中のユウスケさんとマユミさんと出会い、久々に日本語で会話し、一緒に中華を食べ、楽しいひとときをすごした。
http://kuni-kuni-tibikko.blogspot.com
これからサファリに行くそうで、うらやましい。
アルーシャはタンザニア最後の街。
明日にはケニアにいるだろう。
一般的にはタンザニアもケニアも同じようなイメージかもしれないが、ケニアから危険度が高まってくるようだ。
タンザニアや今まで通過した国は、こんな感じでほぼ危険のない国だった。
でもケニアはこんな感じ。
スーダンやエジプトなども危険度の高い部類の国のようだ。
でも、今まで出会った南下組の旅行者からは、特に危険な目にあったというような話は聞かなかったので、油断しなければ大丈夫だろう。
Arusha, Tamzaniaにて
Dst. 9020km
2011年12月2日金曜日
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キリマンジャロの全景を望めないのは悔しいね。
返信削除危険度が高い地域へ突入だな。
南下組みの方々からの情報が正確なはずだが、外務省
HPの情報が遅いのかな?
キリマンジャロ産のコーヒーは酸味が強いので、好み
がハッキリと分かれるよ。
写真を見る限りでは、健康そうだ。
しいて言うならば、髪が伸びたのとよく焼けている。
あと、やせたな!
日本に入っているケニヤ情報では、今まで生息していなかった場所にまで蚊がいるらしい。
マラリヤ対策を充分にな。
本当いい顔してるな~亮君!!
返信削除痩せたかな???
昨日は上原ひろみのライブ行ってきました。
音楽に原子があるなら彼女はそれでできているな。
今はエリック・ジョンソン聴いています。
今年最後の月。亮君の旅の安全を祈っております。
winlook君
返信削除天気ばかりはどうしようもないからね。
でも見れてよかったと思ってる。
危険地帯だが、今のところケニアはいい国だ。
winlookのコーヒーの好みは?
グアテマラが好きと言ってたけど、どんな特徴?
自転車旅行中は、毎日快食快便快眠だよ。
ムダなぜい肉全部落ちた。
髪切りたいんだけど、アフリカの床屋に行く気がしない。
110-U君
上原ひろみ行ったのか~!!!
うらやましいぞ!!!
原子?原始?
以前このブログにも書いたが、上原ひろみと辻井伸行は日本のピアニストの誇りだ。
ふたりとも、百年にひとりの逸材だと断言する!
エリック・ジョンソンは現存する世界一のストラト弾きだ。
BGMのような曲調の中に、狂気のような音魂がある!
ああ、今はiPodで聞くのみ。