2011年12月2日金曜日

アルーシャ

モシの街を離れると見晴らしのいい平原地帯に出たが、あいにくキリマンジャロは雲で隠れてよく見えなかった。

これ、雲が取れたらすごい景観だと思う。

惜しい。

再び標高が上がって1300mの高地へ来た。
涼しいかと期待していたが、けっこう暑い。
ここアルーシャからは、メルー山(標高4566m)が見えるはず
・・・だが、やはり雲で見えない。

ケニアとの国境を中心線として、キリマンジャロ国立公園、アンボセリ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域、セレンゲティ国立公園、マサイマラ国立保護区、
ヴィクトリア、ナクル湖国立公園、ケニア山国立公園、ツァボ国立公園など、有名国立公園や名所が円を描くように連なり、グランドサークルを形成している。
全部行ってみたいぐらいだが、アフリカの国立公園はバカみたいに高くつく。
基本的には、先日のミクミ国立公園のように自転車で通過することはできず、サファリツアーに参加することになる(国際免許証を持っていればレンタカーでセルフドライブも可)。
入園料でUS$60ぐらい、公園内の宿泊施設は安くてもUS$100~200、高いところだとUS$700~800もする(いずれも停電と断水付き)。
アレンジ次第で料金は変わってくるが、1サファリで数百ドルは覚悟しなければならない。
現地の物価と比べるととんでもない額だが、その収益がちゃんと自然保護や現地の活性化に使われているのか、はなはだ疑問である。
あまりに高すぎて、一度もサファリをせずにアフリカ旅行を終える人もめずらしくない。
僕もそうなるかもしれないが、どこか一つか二つに焦点をしぼって、サファリに参加してみたいとは思っている。

ここアルーシャはサファリの拠点となる街で、多くの旅行者でにぎわっており、日本人もよく見る。
昨日は、同じホテルで世界一周中のユウスケさんとマユミさんと出会い、久々に日本語で会話し、一緒に中華を食べ、楽しいひとときをすごした。

 

http://kuni-kuni-tibikko.blogspot.com
 

これからサファリに行くそうで、うらやましい。リンク 
アルーシャはタンザニア最後の街。
明日にはケニアにいるだろう。
 

一般的にはタンザニアもケニアも同じようなイメージかもしれないが、ケニアから危険度が高まってくるようだ。
タンザニアや今まで通過した国は、こんな感じでほぼ危険のない国だった。

 

でもケニアはこんな感じ。

 

スーダンやエジプトなども危険度の高い部類の国のようだ。
でも、今まで出会った南下組の旅行者からは、特に危険な目にあったというような話は聞かなかったので、油断しなければ大丈夫だろう。
 



Arusha, Tamzaniaにて

Dst. 9020km