ここまで来てようやく、マダガスカルのシンボルとも言えるバオバブが現れた。
メインロードから外れて、少し奥地へ入る。
ブティックもないし、さわやかなドリンクもないし、情報センターもない。
小屋でマダガスカル人たちがトランプをやってるだけ。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昔はもっとたくさんのバオバブが生えていたが、伐採によって減少してしまったらしい。
ここのバオバブ並木は、現在保護エリアとなっている。
この苗木が一人前のバオバブに生長するまで、一体どれだけの時間がかかるのだろうか。
バオバブには年輪がないので、樹齢を推測するのは難しいらしい。
諸説あるが、1000~5000年と言われている。
ただの山とは思えない山に出会うことがある。
ただの岩とは思えない岩に出会うことがある。
ただの湖とは思えない湖に出会うことがある。
ただの木とは思えない木に出会うことがある。
樹齢1000年以上。
ひとつの生命がひとつの場所に根を下ろして、1000年以上も存続する。
考えてみたらとてつもないことだ。
いつもうまく言えない。
美しいとか荘厳とかじゃなくて、人智を超えた何者かの「意志」を感じてしまうことがある。
東アフリカで見たバオバブ。
オーストラリアで見たバオバブ。
やっぱり大陸はつながっていたんだな。
他にも、赤土、蟻塚、ハエ、といった共通点がある。
Morondava, Madagascar
2015年1月1日木曜日
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あけましておめでとうございます。今年もご無事で旅を続けてください。あいかわらず、めっちゃ日に焼けてますねえええ。。。
返信削除明けましておめでとうございます。
削除北欧から熱帯に飛んでくるとヤバイですよ。
水ぶくれのようになって皮がむけて、ちょっと火傷状態になってます。
西部は乾燥地帯のはずですが、今日は豪雨。
明日から走行再開しますが、灼熱と豪雨と、果たしてどっちがマシなのか・・・