かつてのラダック王国の都、レー(標高3500m)。
排気ガスをたっぷり吸い込んでいるから、よく洗ってね。
中国政府によって中国ではタブーとされてしまっているこの御方。
ラダックではあちこちで飾られている。
ご存知のように、中国のチベットではダライ・ラマの写真を飾ることも所持することも禁じられている。
ラダックのチベタンはインド政府に対して暴動を起こしたりはしない、平和だ。
ブータンに関しては言うまでもない。
問題はチベタンやダライ・ラマにあるのではなく中国政府にある、ということを中国政府が認めることはなさそうだな。
いつか中国のチベットも見てみたいな。
必ず時計回りに回します。
人口3~4万人の小規模な街だが、りっぱなラダックの中心地。
現在はきわめてツーリスティックな街で、外国人旅行者がたくさん。
東洋人旅行者やインド人旅行者もいるが、圧倒的に白人が多い。
おかげでこんな超僻地でも、宿や飯に困ることはないし、今まで手に入りにくかったアウトドア用品もある。
英語はほぼ通じる。
外国人が来なさそうな街外れのレストランでも通じる。
ラダックは多くのサイクリストが訪れるが、まともな自転車屋はなく、修理屋やレンタサイクル屋ならある。
パーツ入手は難しい。
ATMは少ないので混みがちだが、一応ちゃんとおろせる。
ただ、1000ルピー紙幣(1557円)がどっさり出てくるので困る。
通常の買い物や食事では、この1000ルピー紙幣はまず拒否される。
大きめの店で食料と日用品をまとめて買い込む時とか、宿泊費をまとめて払う時ぐらいしか使えない。
500ルピー紙幣でさえ嫌がられることが多い。
依然として電気は不安定。
停電しない日はない。
ほんの数時間しか使えない日もあれば、けっこう調子良い日もあり、不規則で読めない。
停電中はホンダのジェネレーターで自家発電する店も多い。
しかしこれも、騒音と排気ガスが問題。
歩道を歩いていると、店側からはジェネレーターの排気ガスをくらい、車道からはトラックの排気ガスをくらう(こっちのトラックは排気口が横向きなので真っ黒な排気ガスが歩道に向かって発射される)。
ジェネレーター稼働中はレストランに入らない方がいい。
無数のネットカフェがあるが、これも不規則。
街全体でつながらなくなることもあれば、一部の店だけつながっていることもあれば、PCは使えるがWi-Fiは使えない、などいちいち聞いて確認しないとわからない。
スマートフォンとタブレットの普及のせいか、ネットカフェやレストランでWi-Fiを導入している店が多い。
しかし、看板に「Wi-Fi Available」と書いてあっても、当たり前のように「Wi-Fi is not working.」と言われて店を追い出される。
店員も「オレのせいじゃねえよ」と言わんばかりに無愛想だったりする。
不便も多いが、しばしここに沈むのも悪くない、とも思っている。
Leh, India
2013年8月25日日曜日
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賑やかで楽しそう☆
返信削除ホンダのジェネレーターだなんて、そんなとこにも日本製品が使われているんですね。すご。
インドでは日本車は比較的少ないけど、エンジンのついたものなら日本製が一番普及してると思うよ。
削除Made in Japan素晴らしい☆
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