2013年8月20日火曜日

下ラダック 1

標高2700m、カルギル。


















パキスタンとの停戦ラインからわずか10kmほどにある街。
依然としてイスラム圏だが、人々の顔つきは中国系が増えた。

スリナガル以降、英語の通用度が復活した。
外国人旅行者もけっこう見かける。

山奥の小さな街ながら、無数のネットカフェがある。
しかし、街全体でネットがつながらなくなることが多い。
一応店は開いていて、いちいち「今使える?」と聞いて、ダメなら数時間後に出直す。
朝から夜まで一日中つながらない、という日もある。

レストランでは、なぜかチャパティがめっきり少なくなり、ライスが主流。
ライスは、どこに行ってもパサパサでボロボロで味気なく、日本人の口には合わないと思う。
こういう、油で炒めて味がついているものはまだマシ。


僕は、日本にいる時は何よりもゴハン党だが、旅行中は(一部の地域を除いて)ライスを避ける傾向が強い。

ホテルの庭で、ドライアプリコットをつくっていた。

やはりフンザと近い、アンズづくりに適した気候なのだろう。

もらっちゃった。

アンズって、そのまま食べても十分おいしい。

フロントバッグに穴が開いてしまった。
 

オルトリーブは値段が高い割にはヤワだな。

修復。


ガイドブックには、「ラダックは降雨量わずかな乾燥した気候」なんて書かれているけど、毎日雨。
天気の回復を待っていたらいつまでも出発できないので、雨天走行。





ちなみにラダックは、冬期は積雪のため道路が閉鎖されてしまうので、夏期のみ走行可。
冬期には走行不可能なカラコルム・ハイウェイとラダックを夏期にちゃんと走りたかったから、わざわざ一時帰国してタイミングを調整したのだ。
だから、雨でも渋らずに楽しもう。



標高3000m、チャイに誘われた。










かれらはムスリムだが、ラダック語を話す。
英語も話せる。









標高3200m、ムルベク。










さっきの村から20kmも進んでいないのに、この村は仏教。




それも、仏教の中でもここはチベット仏教圏。


そう、ラダックはインドの中にあるチベット。
民族は主としてチベット系、ラダック語はチベット語の方言。
漢族に侵された中国のチベット自治区よりも、純粋なチベット文化が残っている、と言われている。









「GUEST HOUSE」って書かれてるけど、これ絶対つぶれてるだろう。










ところがちゃんと営業していて、しかも英語で丁重にもてなしてくれた。
電気と水道は時間限定で使える。
300ルピー(460円)。





いい部屋。


これは、お茶というよりスープに近い味。

お茶に塩を入れる風習がある、と聞いたことがあるが、これのことだろうか?

晩飯も宿で出してもらった。









Leh, India



4 件のコメント:

  1. 大体Mountain Dewのボトルが写ってますが、コーラみたいに味に外れがないってことですか?
    それか中身違う…??

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    1. わたくし、炭酸中毒です。
      こればっかりは日々欠かせません。

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    2. あら、そうでしたか。
      私はウィルキンソンのドライジンジャエールファンです。
      海外だと安全パイで専らコーラに走りますが。

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    3. あージンジャーエールも飲みたいね。
      こっちはドリンクの種類は少ないけど、500mlのペットボトルが30ルピー(45円)だからガブガブいっちゃうよ。

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