ちっちゃ。
ケチケチしやがって。
もっとドカーンって感じでつくってくんないかな。
ケバブは、チキンかラムかを選ぶ。
今のところ、ラムはちょっと臭みがあり、チキンの方がうまい。
先日の投稿にも書いたが、他の国のケバブと比べて特別うまいというわけでもない。
パンはうまい。
値段は正確におぼえていないが、こういう系統のファーストフードはコーラ込みでだいたい5~8リラ(217~348円)。
サバサンド。
見ての通り、焼いたサバをパンではさんでいる。
これは意外にうまかった。
ウサンくさいアイス売り。
たしかにネットリ系だが、そんなに伸びるわけでもない。
味は別にどうということはない。
ブルガリアと同様、スーパーでヨーグルトがどっさり売っている。
ヨーグルトの起源はトルコだと聞いた。
濃厚でおいしい。
1回でジャムの中ビン半分消費する。
2日でジャム1ビンペース。
ロカンタと呼ばれる大衆レストラン。
これで13リラ(565円)。
右端がライスプディング。
上が、名前がわからないがアラブでもよくあった、ケーキをどっぷりシロップに漬けたようなやつ。
これはウマかった。
食で満足するには、安くてボリューミーであることが絶対条件。
でも、「世界三大料理」に入れてしまうのはどうかな。
店主のおっさんは、日本で暮らしてたこともあり、日本人びいき。
いろいろ面白い話を聞けた。
チャイ。
トルコのチャイは薄味でクセがなく、インパクトに欠ける。
日本人宿に滞在。
1泊18リラ(783円)。
潔癖症の人にはムリな感じのボロ宿だが、長期旅行者がたくさん集まる。
日本語の本やマンガがドッサリ。
ここの管理人さんも自転車旅行者。
毎晩、希望者に3~4リラ(130~174円)で料理をふるまってくれる。
これはたまらん。
中央のお好み焼きは、僕の大好きなモチーズ。
日本料理屋を開店できるんじゃないかと思うほどのクオリティ。
そしてバリエーション豊富。
しかもたった3~4リラ。
これじゃトルコ料理を食べに行こうという気になれない。
毎晩こんなウマイものを食わされたら、ここから出れない。
うまい和食に日本語の本にWi-Fiフリー。
油断したら堕落への道まっしぐらだ。
僕は今まで、やむをえない事情がない限り1ヶ所に長期滞在したことはないが、この宿には、危うく沈没してしまいそうな魔力がある。
以前からメールでやりとりしていたサトシさん&アサミさん夫婦に、この宿を教えてもらった。
かれらはバックパックで世界中を旅行してきたが、最近サイクリストに変身し、ドイツから日本へ向かっている。
僕の方が先行していたのだが、ベオグラードで長居したせいで抜かれてしまい、ここで追いついて初対面。
http://ryokoseikatu.blogspot.com/
http://asatoshi.seesaa.net/
方向が同じなので、またどこかで会えると思う。
同じく自転車旅行者のマシコ君。
フランスで人から150ユーロで買い取ったという自転車。
ハサミで切れちゃいそうなワイヤー錠。
軽装だけどヘルメットかぶってるからエライ。
チェーンとスプロケットを交換した。
まだまだ使えそうだったが、この先どこでまともな自転車屋が現れるか不明なので、一応。
準備万端、と思いきや、出発間際でリアのブレーキが壊れた。
ちょっと説明しがたいのだが、微妙なパーツが折れた。
同じタイプのカンチブレーキが売っていなかったので、Vブレーキに交換。
もともと僕はカンチよりVの方が使い勝手が良いし効きもいいと思っていたので問題ないのだが、フロントがカンチでリアがVだと効き具合が違ってちょっと気持ち悪い。
ブレーキをシビアにセットしたら、ホイールがブレているのでリムがシューに接触するようになってしまった。
自分で振れ取り調整してみたが、うまくいかずドツボにはまってしまったので、ギブアップして店に持って行って調整してもらった。
店の人もシビアな調整はできないようで、とりあえずシューに触れない程度の応急処置。
やはり振れ取りは難しい。
ザンビアで買ってタンザニアで壊れたiPhoneがなぜか突然復活した。
iPhoneもいろいろ使い道があるが、GPSの機能が一番使える(一番使わないのが電話)。
前もってWi-Fiがあるところででマップを読み込んでおけば、Wi-Fiがないところに行っても読み込んだ範囲内のマップが見れて、現在位置もわかる。
これで迷子になることはない。
紙の地図を使わなくなってしまうのはちょっとさびしい気もするが。
あと、ボイスメモを使えば世界各地の音楽を録音することができる。
一気にITな旅人になってしまったな。
Bursa, Turkey
20640km