パムッカレ 2

夕焼けバージョンと日中バージョンの両方を見てみたかったので、翌日の昼間、再びパムッカレへ。
入場料は20リラ(872円)×2。
どうも最近、金使いが荒い。
前回の投稿と似たような写真になってしまうが、日中バージョンもアップする。



















































イスラムの女性は言うまでもないが、東洋人旅行者も水着になっている人はほとんどいない。
当たり前のように水着になって泳いでいるのは、やはり白人旅行者だけだ。
この習性の違いはなんだろう?







白人女性たちの、写真を撮る時の決めポーズがすごい。
ふざけてやってるわけではなくマジメに、いちいちモデルのようなポーズを決め、彼氏もカメラマンのように真顔でそれを撮る。
これを見てしまうと笑いをこらえられない。

















もし僕が小学生だったら、間違いなく崖のギリギリまで行こうとするだろう。
でも大人でもそういう人がたくさんいるようで、誰かが崖に近づくたびに、監視員がピピーッとけたたましく笛を吹く。
この笛のせいで余計に風情がそがれる。
プールの監視員じゃあるまいし。















































パムッカレは古代より保養地として知られ、台地上部にローマの遺跡が残っている。


思ってたより保存状態が良く、デカイ。








パムッカレは有名観光地だが、街は小さく、まともに食料がそろっているスーパーがない。
仕方なくレストランに行こうとしたら、こんなのが。


もはやトルコ料理にはまったく惹かれず、和食を食べたい衝動にはとてもかなわなかった。

肉野菜炒め大盛り。


めちゃくちゃウマイ。
トルコ料理が世界三大料理?
和食の足元にも及ばんわ。
アイスティーと合わせて15リラ(654円)。
決して高いとは思わない。

晩飯も同じ店に入ろうとしたら、あいにく満席だった。
近くにトルコ人がつくる日中韓レストランがあったので、そこに入った。
30分以上待たされて、ようやく「肉じゃが」が出てきた。

これはヒドイ。
僕が知っている肉じゃがの味とは似ても似つかなかった。
とりあえずしょう油を使って肉と野菜を煮ただけという感じの、繊細さのかけらも感じられない乱暴な出来。
いや、乱暴につくったってこんな風にはならないと思う。
なんか根本的におかしい。
肉はパサパサで固い。
ジャガイモの形状がフライドポテト。
ライスはバリバリ。
キュウリが意味不明。
白人にはこういうのが好まれるかもしれないが、こんなので「肉じゃが」の名を使われたら、日本人としてはたまったもんじゃない。
英語で大盛りと頼んだのだが、伝わらなかったようで、量も少ない。
缶のアイスティーと合わせて20リラ(872円)。
大失敗。

ホテルの庭でキャンプした。
パムッカレの街中に20リラ(872円)のキャンプ場がある、との情報を得て探していたのだが、途中でホテルの客引きにつかまった。
「キャンプしたいならウチのホテルの庭にテントを張ればいい。トイレもシャワーも使える。ロビーでWi-Fiも使える。20リラでどうだ?」
悪くない条件だったので、ここに決めた。
後でキャンプ場の方をのぞいてみたら、キャンピングカーがギッシリで、窮屈そうで騒がしそうで、日陰もなさそうだった。
ホテルの庭は、僕の他にキャンパーはおらず、日陰もあり、ゆっくりくつろげた。

パムッカレは客引きが多い。
歩いているとしょっちゅう声をかけられる。
客引きなんて、久しぶりだ。

トルコ料理をけなしておいてなんだが、新宿に「パムッカレ」というトルコ料理店があるらしい。
そこで働いていたことがあるというトルコ人がここにはけっこういて、よく片言の日本語で話しかけられた。

どこへ行ってもトルコ人は人なつこい。
そして、ちょっと話しただけですぐチャイをごちそうしてくれる。


Dazkiri, Turkey

21169km