フェリーでジャワ島へ。
ポンティアナックからジャカルタまで、40時間の船旅。
チケット27万ルピア(2354円)、自転車7万5000ルピア(653円)。
長距離にしては安い。
出港は午前4時。
早めに乗船したのだが、すでに船内は満員。
こんなにもたくさんの乗客がいるとは、まだまだインドネシアの人口をナメていたようだ。
ゴロ寝できる大部屋はスペースなし、なんとか空いてる座席を見つけて寝場所を確保。
数百人の乗客の中、外国人はおそらく僕ひとりだけ。
フェリーは思ってたより立派。
後ろの絵は日本っぽい。
1日3回、きわめて質素ではあるが、無料の食事が出る。
僕は最初そのシステムに気づいていなかったのだが、親切な人が教えてくれた。
やはり皆、英語は話せないが、身振り手振りでだいたいわかる。
僕が外国人だとわかっていながら、インドネシア語で話しかけてくる。
インドネシア語なんてわかるわけないでしょ。
英語は話せないが片言の日本語を話せる人がいた。
他人の迷惑などおかまいなしに携帯で音楽を鳴らす若者がいたが、なぜか五輪真弓の歌が聞こえてきた。
清潔ではない。
船内にはゴミ箱がちゃんとあるのに、テーブルも床もゴミだらけ。
ところかまわずタバコを吸い、吸い殻は踏み潰して床に放置。
何よりも、平気で海にゴミを投げ捨てる人が多いことには失望してしまう。
その気になれば、2億人を躾けることも不可能ではないはず。
その気になれば・・・
プライベート空間がない状態で40時間、しかも蒸し暑くて騒々しかったのだが、不思議なことによく眠れた。
到着は20時。
港から街の中心まで16km、夜間走行。
Jakarta, Indonesia
7986km
2014年2月21日金曜日
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