2012年10月27日土曜日

やっぱり雨の日々

標高1600~2200mぐらいを上がったり下がったり。




















標高2200m。














クルド人のエリアに入ったようだ。
明らかに雰囲気が変わった。
子供たちにからまれまくる。
純粋に笑顔で「ハロー! ハロー!」と言ってくる子もいれば、「マニー! マニー!」とか「ファッキュー! ファッキュー!」と少々過激な子もいる。
でもまあ、アフリカ中東の子どもたちのからみ方に比べればまだ生ぬるい。
それに、お金を恵んでやる必要を感じるほど極貧にも見えない。

イヌも激しく追いかけてくるようになった。

アララト山を臨む街、ドウバヤズットに着いた。
ルートを変更してわざわざ内陸に戻った目的は、アララト山を見るためだ。
しかし、天気悪。
キリマンジャロの時といい、モンブランの時といい、今回もまた晴れるまで根比べだ。
予報によれば、月曜日以降は晴れるらしい。

いきなり話が変わるが、6月にオーストリアのハルシュタットを訪れた時のこと。
ハルシュタットは美しい街並みで知られ、街自体が世界遺産となっている。
欧米人旅行者はもちろん、アジア人旅行者もたくさんいて、にぎわっていた。
地元の人と少し話をしたのだが、
「君は日本人か? 中国人じゃないよな? 服装や雰囲気でなんとなくわかるんだ。この街はどうだ? 美しいだろう? しかし中国人ってのは何でもコピーするんだな。この街を丸々コピーして、中国にハルシュタットとまったく同じ街をつくっているらしいぜ。」

街を丸々コピー!?

さすが中国人。
発想の次元が違う。

昨日、ニュースを見ていたら、中国広東省にそのコピーハルシュタットがついに完成し、高級住宅地として分譲を始めたらしい。
参照→http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121026/frn1210261218002-n1.htm
本物のハルシュタットの住民からは反感をくらっているらしいが、僕はもしこの近くを通るなら、本物と比べてどうなのか、見てみたいものだ。


Doğubayazıt, Turkey

23217km


2 件のコメント:

  1. コピーをぜひ見てほしい。
    きっと出来は良くないはずだから・・・

    標高も高く、雨の日々が続くと寒くないだろうか・・・
    体調管理に気をつけてな。油断すると長引くぞ。

    返信削除
    返信
    1. 高級住宅らしいからそれなりの出来だとは思うが。
      それにしてもコピーのメリットがわからんな。

      天気回復して、しばらくは晴れそうだよ。
      トルコ走行もあと少し。

      削除