2012年10月3日水曜日
カッパドキア(世界遺産) -デリンクユ地下都市-
カッパドキアには、数多くの地下都市が存在していた。
40ほどの地下都市遺跡が発見されているがいまだ全貌は把握されておらず、一般公開されているのは6ヶ所だけ。
中でも最大といわれているデリンクユ地下都市に行ってみることにした。
とりあえずデリンクユの街に着いたが、地下都市はどこにあるのか。
ヨーロッパだったら、小さな街にもインフォメーションがあって地図がもらえるのだが、トルコは違う。
人に聞いてみてもよくわからない。
ためしにグーグルマップで「Derinkuyu Yeralti Sehri」で検索してみたら、一発で出た。
さすがグーグルマップ様。
(恥ずかしながら、滞在していたホテルから一本道、徒歩3分ほどの超わかりやすいところにあった。)
どうも最近、完全ネット依存になりつつある。
ところでパソコンを持ってしまうと、 iPhoneはマップ以外はほとんど使わない、ということに気づいた。
なので、iPhoneのアップデートは絶対にしない。
グーグルマップアプリの復活を確認するまでは。
「パチンコガンダム駅」なんて冗談じゃない。
午後4時ぐらいに行ってみたら、行列ができていたので断念。
翌朝、開場と同時に入場した。
僕の他に客はまったくいなかった。
地下都市まるまる独占。
ここが地下都市の入口だなんて、誰も思わないだろう。
地下8階、深さ85m、4万人がここで暮らしていたという。
BC5世紀頃の記録に残っているほど古い。
中に入ると、完全に迷路。
方向も深さも、自分の位置感覚が失われる。
垂直に掘られた、おそらく通気孔。
大雨が降ったら恐怖だな。
敵が侵入したら、これで進路をふさぐのだろう。
ちょうど地上に出た時、2番目の客が入ってきたところだった。
完全勝利。
マチュピチュの「空中都市」みたいに、「地下都市」なんて表現はちょっと大げさなんじゃないの?と最初はさほど期待していなかったのだが、壮大だった。
ボンタン飴みたい。
Göreme, Turkey
21849km
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿