タクシーはすべてベンツ。
ノーヘル、ノー安全帯、ノーカールコード。
やはり、自転車が最も先進的なのはヨーロッパだな、と思う。
北米やオーストラリアは、スポーツとしての自転車人口は多いが、日常生活では車社会化しすぎていて、交通手段としての自転車はそれほど根付いていないように見えた。
日本は、自転車の数だけはやたらと多いが、自転車が安全に走行できるための道路づくりや環境づくりが、まったくなっていない。
ヨーロッパでは、街中には基本的に自転車レーンがある。
自転車レーンには自転車用の信号がある。
自転車用の道案内もありがたい。
歩行者、自転車、路駐車、自動車、トラム、がそれぞれのテリトリーを与えられて、上手に共存できているように見える。
自転車レーンが消失しているところもあるが、そういうところでは原則、車道を走る。
車道を走っても、車と摩擦が生じることはない。
弱者優先だから、自転車が歩道を走ったら歩行者と摩擦が生じるし、あと右側通行なのに左側のレーンを走ったりすると、にらまれることがある。
日本ではいまだに、車道を走る自転車に対して、クラクションを鳴らしたり嫌がらせをしたりする、後進国的なドライバーが多いよね。
郊外はやっぱり落書き。
滞在しているキャンプ場は、7.70ユーロと安い。
だがしかし、またしてもシャワーがコイン投入式。
コインが必要なのはお湯で、水ならコインを入れなくても出る。
なので、水シャワーを浴びている。
熱帯地方の生温かい水シャワーと違って、先進国では新鮮でひんやりとした水が出る。
水シャワーがしんどいのは最初の3秒だけで、いったん体を濡らしてしまえば、その後はたいしたことない。
と、ヤセガマンを言ってみる。
コイン投入式だが、大盛況だ。
ベンツやBMWでキャンプ、もめずらしくない。
欧米のキャンプ場はキャンピングカーがメインだが、ここはテントも多い。
München, Germanyにて