赤道が通過しているので熱帯のイメージがあるかもしれないが、国土の大部分が標高1000m以上の高原であるため、一年中すごしやすい気候。(エクアドルのキトもそうだった。)
・アンボセリ国立公園
キリマンジャロの噴火によってできたアンボセリ湖が干上がった平地。アンボセリ湖は雨期のみ出現する。
キリマンジャロはタンザニアにあるが、その姿はケニア側のこのアンボセリから見るのが最も美しいらしい。
今年の2月のニュースによると、大干ばつによって草食動物の8割が死滅し、餌不足になったライオンやハイエナが人間の集落を襲うのを防ぐため、別の場所からシマウマ4000頭とヌー3000頭を輸送する、という大変な事態になっている。
・マサイマラ国立保護区
タンザニアのセレンゲティと隣接する大サバンナ地帯。見渡す限りの大草原。
ケニア髄一の動物の多さ、とりわけライオンが多いことで知られている。
・ナクル湖国立公園
ソーダ性の湖で、そこに生息するプランクトンがピンクの色素を持つため、それを食べるフラミンゴもピンク色になり、とにかく湖一面がピンクに染まる。フラミンゴの多さでは世界一といわれている。
フラミンゴ以外でも、他の地域では見つけにくい動物が高確率で見られる。
・ケニア山国立公園(世界遺産)
アフリカ第2の高峰(5199m)。登頂するには高度なクライミング技術が必要。
1963年にイギリスから独立。
独立以来内戦が一度も起きていない、アフリカでは平和な国であるはずだが、治安が良いとは思えない。
首都のナイロビは、東アフリカ最大の都市であるが、危険都市としても有名。
1998年、ナイロビにあるアメリカ大使館が、ビン・ラディン率いるアルカイダによって爆破された。
2007年の大統領選挙では、集計で明らかな不正が行われたとして暴動が起き、1500人が死亡、30万人の国内避難民が出た。
北部は全体的に危険地帯で、外務省は「渡航の是非を検討してください」を発令している。僕のルートでは、この辺から緊張感が漂い始める。
東部はソマリアと接しており、国境付近は「渡航の延期をお勧めします」が発令されている。もちろんそっちには行かない。
キクユ、ルヒア、ルオ、カレンジンなど、42の民族がいる。
オバマ大統領の父親が、ルオ族である。
かの有名なマサイ族もいる。かれらに関しては様々な逸話があるが、メディアに取り上げられて有名になったことで、かれらの存在自体が観光客のための見せ物になってしまっているのは気に入らない。
でも一応見てみたい。
国語はスワヒリ語、公用語は英語。あとは各民族の言語。
人類発祥の地と言われているアフリカ。
返信削除内戦も絶えず起きているが、安全な国はおそらく無いので
ないか?
渡航は先であるが、無事を切に願うよ。
色々な人に心配かけて申し訳ない。
返信削除でも行かずにいられない。
危険はあるが、アフリカが一番楽しめそうな気がしてならない。