過去に2度ほどアラビア語に挑戦したことがあるが、いずれもあまりの難しさに挫折した。
(といっても他の言語もたいしてやってないのだが。)
どこがどう難しいのかというと、
まず、文字を読むのが困難。
アラビア文字は30のアルファベットからなり、それらをつなげて書いて単語をつくるのだが、単語の語頭、語中、語尾のどの位置に来るかによって形が変わり、さらに独立形というのもあるので、1つの文字につき4つの形を覚えなければならない。
アラビア文字はほとんどが子音で、たとえばب(b)に母音記号なるものを付けて、بَ(バ)、بِ(ビ)、بُ(ブ)という音を作っていく(エ、オの母音は存在しない)。
ただし、この母音記号は初心者や子供向けのふりがなのようなもので、通常は付かない。
おそらくなんらかの法則があるのだろう、慣れてくると母音記号なしでも読めるようになるらしい。
発音も変わってる。
خ(kh)はおっさんがタンを吐く直前に出すような音。
حとهはいずれもh、دとضはd、سとصはsの発音だが、微妙に違いがあるらしい。
CDを聞いてみても違いがよくわからない。
ちなみに僕の名前「アサジリョウ」をアラビア文字にあてはめてみると、
اسجي ريو (右から左に読む)
これであってるだろうか?
まあでも、文字が難しいといっても、漢字ほどではないだろう。
日本語(漢字+平仮名+片仮名)ほど文字数の多い言語って他にあるだろうか?
アラビア文字はとても特異に見えるが、その流れるような書体は美しく、書道もあるようだ。
文法も、日本語やヨーロッパ言語とはまったく異質。
英語のbe動詞に相当するものがなく、「私 日本人」のように単語を並べるだけで「私は日本人です。」という文を作れる。
文頭にهل(ハル)を付ければ疑問文になる。
この辺はシンプルでいい。
動詞は複雑に活用するが、動詞の原形が男性3人称単数過去形だというのは変わってる。
名詞は男性名詞、女性名詞の区別があり、単数、双数、複数の区別もある。
ال(アル)は英語のtheにあたる定冠詞で、アルカーイダ、アルジャジーラ、アルハンブラなどにもみられる。
アルハンブラ宮殿はスペインにあるが、スペインもイスラム帝国の支配下にあった時代があったため、スペイン語にはアラビア語の影響がみられる。
「神」を意味するالله(アッラー)はال(アル)とله(ラー)をつなげて発音している(英訳するとthe god)。
アルカリ、アルコール、ソーダ、コーヒー、シュガー、シロップ、シャーベット、アスパラガス、コットン、ガーゼ、パジャマ、ソファー、チェス、マガジン、ラケット、タンバリン、などは元々アラビア語で、中世のイスラム帝国全盛期にヨーロッパに持ち込まれて英語になったもの。
現在アラビア語が話されているのは、北アフリカから中東にかけてのいわゆるアラブ世界で、25ヶ国ほど。
総話者数は2億3千万人。
各地の方言はアーンミーヤと呼ばれ、同じアラビア語でも通じ合えないほど異なるらしい。
フスハーと呼ばれる標準語は厳格な文法体系によって規定されており、どこでも通じ、ニュースなどでも使われる。
とりあえず、あいさつ、数字、旅行に必要なお決まりフレーズぐらいは習得したい。
自分で文章を作ったり文字を書いたりするのは、ちょっと難しい。
キーボードで文字入力するのも、すごく難儀する。
ちなみにアラビア語で「こんにちは」は、
السلام عايكم (アッサラームアライクム)
という。
これは直訳すると、「あなたがたの上に平和がありますように」という意味になる。
僕が出会うアラブ世界も平和でありますように。
2010年2月17日水曜日
多様なる音世界
どの言語にも、日本語には存在しない発音がある。
イタリア語の「gli」は、「i」と発音するつもりで「li」と発音するように、と参考書には書かれている。
CDで聞いてみると、瞬間的に「グリッ」と言っているように聞こえる。難しい。
フランス語の「r」は英語とは違う。うがいをするようにのどの奥を鳴らす、そうだ。
CDで聞いてみると、ハ行に近い。「Paris」は「パヒ」に聞こえる。
「Au revoir」(さようなら)は「オ・ルヴォアール」とカタカナ読みしても、おそらく通じないだろう。
スペイン語の「yo」(私)は、「ヨ」と発音してもいいし、「ジョ」と発音してもいい。
「ヨ」と「ジョ」では全然違うので、どちらかに決めてほしいものだ。
アラビア語の「خ」は「カ」と「ハ」の間の音だそうだ。
母音も多様だ。半母音とか鼻母音とか。
日本人は明確な5つの母音しか知らないので、曖昧な母音は苦手だ。
かれらにとっては曖昧ではないのかもしれないが。
日本語がペラペラの韓国人から興味深い話を聞いた。
日本語の「しんぶんし」は、最初の「ん」と次の「ん」の発音は同じではないというのだ。一方が「n」でもう一方が「m」なのだそうだ。韓国人はその違い区別しているし、日本人も無意識に使い分けているらしい。
イタリア語の「gli」は、「i」と発音するつもりで「li」と発音するように、と参考書には書かれている。
CDで聞いてみると、瞬間的に「グリッ」と言っているように聞こえる。難しい。
フランス語の「r」は英語とは違う。うがいをするようにのどの奥を鳴らす、そうだ。
CDで聞いてみると、ハ行に近い。「Paris」は「パヒ」に聞こえる。
「Au revoir」(さようなら)は「オ・ルヴォアール」とカタカナ読みしても、おそらく通じないだろう。
スペイン語の「yo」(私)は、「ヨ」と発音してもいいし、「ジョ」と発音してもいい。
「ヨ」と「ジョ」では全然違うので、どちらかに決めてほしいものだ。
アラビア語の「خ」は「カ」と「ハ」の間の音だそうだ。
母音も多様だ。半母音とか鼻母音とか。
日本人は明確な5つの母音しか知らないので、曖昧な母音は苦手だ。
かれらにとっては曖昧ではないのかもしれないが。
日本語がペラペラの韓国人から興味深い話を聞いた。
日本語の「しんぶんし」は、最初の「ん」と次の「ん」の発音は同じではないというのだ。一方が「n」でもう一方が「m」なのだそうだ。韓国人はその違い区別しているし、日本人も無意識に使い分けているらしい。
考えてもみなかったことだ。
日本では駅名や地名がローマ字で表記されているが、「m」のはずなのに「n」と書かれていると違和感があるらしい。
そういえば、英語の「ハンバーガー」とか「コンピューター」も、「n」ではなく「m」のはずだが、日本人にはこの識別は不可能に近いと思う。
これだけ多様な音世界があるのだから、「ローマ字読みは世界共通」という考えは大きな間違いだ。
以前ブログに書いたことがあったが、僕の名前「リョウ」をまともに発音できる欧米人はほとんどいない。
ローマ字で「Ryo」と書いてみせるとよけい混乱される。
赤ん坊は、世界中の言語に対応できるほど多様な声を発している、と聞いたことがある。
成長してひとつの言語を習得すると、多様な可能性は忘れられてしまう。
どんなことにもいえることかもしれない。
日本では駅名や地名がローマ字で表記されているが、「m」のはずなのに「n」と書かれていると違和感があるらしい。
そういえば、英語の「ハンバーガー」とか「コンピューター」も、「n」ではなく「m」のはずだが、日本人にはこの識別は不可能に近いと思う。
これだけ多様な音世界があるのだから、「ローマ字読みは世界共通」という考えは大きな間違いだ。
以前ブログに書いたことがあったが、僕の名前「リョウ」をまともに発音できる欧米人はほとんどいない。
ローマ字で「Ryo」と書いてみせるとよけい混乱される。
赤ん坊は、世界中の言語に対応できるほど多様な声を発している、と聞いたことがある。
成長してひとつの言語を習得すると、多様な可能性は忘れられてしまう。
どんなことにもいえることかもしれない。
2010年2月13日土曜日
ドイツ語
ここ1ヶ月ほど、ドイツ語の勉強をしていた。
短すぎると思われるかもしれないが、とにかくひとつの言語にあまり時間をかけていられないのだ。
それに、僕は学生時代に第2外国語でドイツ語を選択していたのだ。
もちろん、当時習ったことはきれいに忘れてしまっていたが、改めて勉強してみると、みるみる思い出してきた。
ドイツ語は英語と同じグループとされているが、あまり英語と似ているとは思えない。
ドイツ語は、
・発音は比較的ローマ字読みに近い。
(たとえば、Nameは「ネイム」ではなく「ナーメ」)
・男性名詞、女性名詞の区別がある。
(僕の知る限り、西も仏も伊もアラビア語も同様)
・4つの格というのがあり、定冠詞、不定冠詞、代名詞、指示代名詞、形容詞などは、それぞれの格によって語尾を
短すぎると思われるかもしれないが、とにかくひとつの言語にあまり時間をかけていられないのだ。
それに、僕は学生時代に第2外国語でドイツ語を選択していたのだ。
もちろん、当時習ったことはきれいに忘れてしまっていたが、改めて勉強してみると、みるみる思い出してきた。
ドイツ語は英語と同じグループとされているが、あまり英語と似ているとは思えない。
ドイツ語は、
・発音は比較的ローマ字読みに近い。
(たとえば、Nameは「ネイム」ではなく「ナーメ」)
・男性名詞、女性名詞の区別がある。
(僕の知る限り、西も仏も伊もアラビア語も同様)
・4つの格というのがあり、定冠詞、不定冠詞、代名詞、指示代名詞、形容詞などは、それぞれの格によって語尾を
変化させなければならない。しかもこの格変化は、男性名詞、女性名詞、中性名詞、複数名詞によって異なる。
(おそらくこれが一番てこずる)
数の数え方は規則的なので覚えやすいが、時間の表現が少しやっかいだ。
たとえば、6時半は「半分7時」、2時20分は「半分3時より10分前」といったまどろっこしい表現をする。
ドイツ語はドイツの他、オーストリア、スイス、ベルギーなどの小国で話されている。
あと、意外にもアフリカのナミビアでも通用しているようだ。
数の数え方は規則的なので覚えやすいが、時間の表現が少しやっかいだ。
たとえば、6時半は「半分7時」、2時20分は「半分3時より10分前」といったまどろっこしい表現をする。
ドイツ語はドイツの他、オーストリア、スイス、ベルギーなどの小国で話されている。
あと、意外にもアフリカのナミビアでも通用しているようだ。
2010年1月24日日曜日
フランス語
ここ数ヶ月、フランス語の勉強をしていた。
フランス語はスペイン語と同じグループに属する。
単語も文法もスペイン語によく似ているので、比較的楽に理解できたと思う。
ただ、発音は全然違うので慣れない。
実はフランス語だった身近な言葉
ガトー(ケーキ) ショコラ(チョコレート) ミルフィーユ(千枚の葉) モンブラン(白い山)
トラバーユ(仕事) アンケート(調査) カモフラージュ(偽装) クーデター(クーデター)
ソレイユ(太陽) ルージュ(赤) セゾン(季節) メゾン(家) メトロ(地下鉄) などなど
「カフェオレ」はフランス語で「カフェラテ」はイタリア語のようだ。
シュークリームの「シュー」は「キャベツ」という意味。たしかにキャベツに似ている。
どの言語も、数字を覚えるのが苦労する。
フランス語は、70は「60+10」、80は「4×20」、90は「80+10」、といった変わった表現をする。
フランス語はフランスの他、スイス、ベルギーなどの小国、カナダのケベック州、西アフリカ諸国、マダガスカルなどで話されている。
前回は15ヶ国を旅したが、英語とスペイン語だけでカバーできた。
次の旅では、いったい何ヶ国語話せばいいのかわからない。
あまりひとつの言語にこだわっている時間はないので、今後の語学の学習は軽めにやろうと思う。
複数の言語が収録された電子辞書ってないんだろうか?
フランス語はスペイン語と同じグループに属する。
単語も文法もスペイン語によく似ているので、比較的楽に理解できたと思う。
ただ、発音は全然違うので慣れない。
実はフランス語だった身近な言葉
ガトー(ケーキ) ショコラ(チョコレート) ミルフィーユ(千枚の葉) モンブラン(白い山)
トラバーユ(仕事) アンケート(調査) カモフラージュ(偽装) クーデター(クーデター)
ソレイユ(太陽) ルージュ(赤) セゾン(季節) メゾン(家) メトロ(地下鉄) などなど
「カフェオレ」はフランス語で「カフェラテ」はイタリア語のようだ。
シュークリームの「シュー」は「キャベツ」という意味。たしかにキャベツに似ている。
どの言語も、数字を覚えるのが苦労する。
フランス語は、70は「60+10」、80は「4×20」、90は「80+10」、といった変わった表現をする。
フランス語はフランスの他、スイス、ベルギーなどの小国、カナダのケベック州、西アフリカ諸国、マダガスカルなどで話されている。
前回は15ヶ国を旅したが、英語とスペイン語だけでカバーできた。
次の旅では、いったい何ヶ国語話せばいいのかわからない。
あまりひとつの言語にこだわっている時間はないので、今後の語学の学習は軽めにやろうと思う。
複数の言語が収録された電子辞書ってないんだろうか?
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