伏見稲荷大社。
全国にある稲荷神社の総本山。
無数の鳥居が連なる異様な景観と、そして入場料無料に惹かれて来てみたが、やはり人が多すぎる。
でも、庭と違って神社は参拝しに人が集まるところだしここはその総本山だから、仕方ない。
人の流れが途切れる一瞬の隙をねらって撮っているので、1枚撮るのにも時間がかかる。
後ろから「Excuse me」と声がしたので振り返ったら、中国人か韓国人かわからないが写真を撮ろうとしていたようで、「ジャマだからどいてくれ」というジェスチャーをされた。
どかねえよバカ!
こっちだって一瞬のタイミングをねらって待ってるんだよ。
ふだんから写真撮影ポイントでの中韓人の傍若無人ぶりに対して何も言わずにガマンしているので、自分がジャマ者扱いされるのは腹立たしい。
でもかれらの考えからしたら、ジャマだと思ったら「どいてくれ」と言えばいいだけのこと。
自分たちがジャマになっていたとしても、何も言われなければいつまでもそこにいてかまわないのだ。
言葉に出してお願いすればそれですむ話。
「空気を読む」文化、「察する」文化の日本とは真逆なだけで、筋が通っていないわけではない。
しばらくして別の場所で写真を撮ろうとしたら、日本人のおばさん数人が通りかかって、「あら、写真撮るのね」と言って止まってくれた。
たかが写真を撮るのに通行を止める権限はないので、「どうぞ」と言って通ってもらったら、「いいの? じゃあすみません」と謝られた。
またしばらくして別の場所で、欧米人家族が写真を撮ろうとしていた。
僕が通ると写ってしまうので止まって待っていたら、日本語で「アリガトウゴザイマス」と言われた。
本当に国民性がはっきり出る。
やっぱりお隣りの国が一番難しいな。
こんな壮大なコースだとは知らなかった。
ちょっとした登山レベルだ。
人がくぐれる鳥居は3300基ほどあるらしい。
その他、奉納されたミニ鳥居なども含めたら、数えるのは不可能に近い。
ここが頂上かと思いきや、地図を見たらまだ中腹のようだ。
別にこれ以上はもういいか、と引き返して下山。
京都府京都市
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