2012年10月5日金曜日

カッパドキア(世界遺産) -サイクリング・カッパドキア 2-





















日本人ツアー客の声が聞こえてきた。
「そろそろ15分たつね。戻らなきゃ。」
こんなすばらしいところにたった15分しかいられないなんて。
丘のてっぺんまで登って写真撮ったらもうタイムアウトか。
せっかく来たのに、なんてもったいない。



なんだろな、これ。




































ここで一時雨。
雨宿りする場所を求めて、みやげ物屋が集まっているところへ駆け込んだら、片言の日本語を話すトルコ人に保護された。

この人たち全員、片言の日本語を話す。

「ワタシ、日本人はヘンタイを知ってるですよ。アナタもスケベですね。ハハハ!」
と言われた。
辞書に載ってないような下ネタ用語をバンバン出してきた。
今や日本のHENTAI文化は世界的に知れわたっている。

それから、
「なぜ日本はアメリカと仲良くするですか? アメリカは爆弾落としました。日本人たくさん死にました。でもあなたたちアメリカ人好きです。なぜですか?」

僕はこう答えた。
「人間、ケンカしたら仲直りするもんでしょう。勝っても負けても恨みっこなし。ケンカが終わったら握手する。そしたらもう友達でしょ?」

我々日本人は、少なくとも僕は、戦争は絶対的に悪だと教わってきたが、アメリカが悪だとは教わってこなかった。
それでいいのだ。
アメリカを恨んだところで何になる?
いつまでも戦争気分を引きずって何になる?





































ちょっと未舗装の小道を走ったら、トゲトゲの植物の実が数十個タイヤに刺さった。
しかし、パンクしない。
かなり深く刺さっており、ひとつひとつ手でつまんで抜き取ったが、チューブまで到達していないようだ。
すごいよシュワルベ。











キャンプ場に戻ると、干してあったはずの洗濯物がすべて消えていた。
まさか盗むやつなんていないはずだと思ったら、さっき雨が降ったのでキャンプ場のスタッフが中に入れてくれたようだ。
洗濯物とりこんでくれるキャンプ場なんて初めてだ。
トルコ人ナイス。

ウチヒサル。




登頂。


絶景。




たまたま人がまったくおらず、またしても独占。


ギョレメを一望。





















Göreme, Turkey