晴れたら迷わずペルトランの丘に登ってオーロラを探してみよう!
以前と違って、ここもすでに雪が積もっていた。
僕以外、誰もいない。
丘からはレイキャビクが一望できる。
オーロラ予報では「Level 2 Low」だったが、うっすらと緑色の帯が見え始めた。
今日は来そうな予感。
ほら来た!
買い物帰りに気まぐれで来てみただけなので、三脚を持ってなかった。
リュックを雪の上に置いて、その上にカメラを固定した。
でも固定しきれず、少しブレてしまう。
はっきりと明るく発光している。
終息。
宿に戻って食事をすませた後、今夜はまだ来るんじゃないか、と気になったので、深夜、厚着して三脚を持って、再び丘へ登ってみた。
僕はツイている。
最初は曇っていたのに、丘に来てから晴れ上がり、少しだけ待ったらまた始まった!
今日はアタリだ!
炸裂。
予想以上に派手に暴れてる。
僕もひとりで笑ったり叫んだりして、大興奮。
踊ってる。
ヘビみたい。
渦巻いてる。
ああもう、どうしよう。
この後、レイキャビクのシンボルであるハットルグリムス教会の真上で、カーテンが虹色に輝きながら高速でたなびいた。
もう、カメラなんか持ってたってしょうがない。
呆然と、ただ無心に感じるしかない。
すごいとか、壮大とか、神秘的とか、凡庸な言葉しか出てこない。
比類なきものだから、これを表現できる日本語を僕は知らない。
ただ、言葉に出して言うと小っ恥ずかしいけど、あらゆるものに感謝したい気持ちになる。
地球規模で、宇宙規模で、「ありがとう」と言いたい。
Reykjavik, Iceland
2014年12月10日水曜日
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かなりすごいですね。そんなに形がどんどん変わるものだとは知りませんでした。
返信削除この変化の仕方も、他の物体とは全然違っていて、静的であると同時に動的であるような、止まっているようで動いているような、すみませんうまく説明できません。
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